喫茶&パフェ「灯」が、ジャズ喫茶「kanoya」に変わった
■今週は連日連夜の会合で、さすがに疲れた。
明日の日曜日は、久々に「予防接種なし」のフリー日だ。
ありがたいねぇ。
今夜は、伊那中央病院の夜間小児一次救急の当番。
あわよくば読めるかと、『横道世之介』吉田修一(毎日新聞社)
を持って行ったのだが、結局1ページも読めず。今はまだ7月。
9人診て、夜9時半で終了。点滴になった子は、後はお任せ。すみません。
■この間の日曜日のことだ。
忙しく新型インフルエンザのワクチン接種を黙々とこなしていると、
受付スタッフが来て言った。
「先生、お電話です。○○の宇佐見さんからです」
この手の電話はマンション購入の勧誘か、怪しげな先物取引に
決まっている。やたら調子のいい「だみ声」で、彼らは必ずこう言うのだ。
「○○の□□ですが、院長先生お願いしま〜す」と。
やれやれ、まいったなぁ。嫌々電話に出る。
「ベースの宇佐見です。ご無沙汰しちゃっていてすみません」
馴れ馴れしいダミ声で電話の相手は言った。
ぼくは一刻も早く電話を切って診察室に戻ることしか
考えていなかったから、面倒くさそうに「知りません!」それだけ言って
電話を切ろうとした。そしたら相手はあわてて付け加えた。
「ジャズ喫茶 BASE のマスターの宇佐見ですよ!先生」
あ、ホテル・センピア前の「BASE」の宇佐見さんね。
いやはや、失礼いたしました。とんだご無礼、どうかお許し下さい。
このところ、外に飲みに行くことがないから、
「BASE」も半年以上ご無沙汰だったのだ。
マスターの弁によると、今の店は人に譲って、
自分は、桜町の旧「中村歯科医院」南隣、「鍋焼城」向かいの
「喫茶&パフェ・灯(ともしび)」を居抜きで借りて、
12月末から新たに『Kanoya』(前に駒ヶ根でやっていた店の名前)
を始めた、とのこと。
水曜日の夕方、先日のお詫びと移転祝いを兼ねて、
「LAPHROAIG / Quarter Cask 」を一瓶下げてさっそく訪問する。
あ、なかなかいい雰囲気じゃん。不思議と馴染んでいる。
まるで、何十年もやってる、老舗のジャズ喫茶の感じだ。
ここなら、ライブやっても50人は収容できるね、マスター。
帰ってきてから検索したら、
すでに「訪問記」が載っていたぞ。
もっと、宣伝しなきゃ、客はこないよ、マスター。
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