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2010年11月

2010年11月25日 (木)

保育園、秋の内科健診と絵本読みの日々

■今日の昼休みは、竜東保育園年少組の内科健診。60人くらいいたかな。お休みの子はほとんどなく、みんな元気。よしよし。健診終了後に、遊戯室に再集合してもらって絵本を読む。

 1)『たちねぶたくん』中川ひろたか・文、村上康成・絵(角川学芸出版)
 2)『どうぶつサーカスはじまるよ』西村敏雄・作(福音館書店)
 3)『こざる10ぴきがんばる!』マイケル・グレイニエツ作(ポプラ社)
 4)『くいしんぼうのあおむしくん』槇ひろし・作、前川欣三・画(福音館書店)

竜東保育園でも、日頃から絵本の読み聞かせに力を入れているので、年少さんでも、ちゃぁんと最初から「聴く準備」ができているのには驚いた。年少組にはちょっと無理かな? って思っていた『くいしんぼうのあおむしくん』だが、思い切って読んでみた。この不思議な読後感の絵本を、みんな楽しんでくれたかな? どうかな(^^;;


■先週の木曜日の昼休みは、高遠第一保育園の内科健診。年長組では水痘が流行中で、お休みの子が目立った。健診終了後に、年長・年中・年少組みんな集めて絵本を読ませていただく。ありがたいことです。

 1)『たちねぶたくん』中川ひろたか・文、村上康成・絵(角川学芸出版)
 2)『こざる10ぴきがんばる!』マイケル・グレイニエツ作(ポプラ社)
 3)『おばけりんご』 ヤノーシュ・作(福音館書店)

時間がなかったので3冊。『おばけりんご』は、ずっと前からぜひ一度こどもたちの前で読んでみたかった絵本だ。ただ、地味な絵だし、文章は長いしで、読む勇気がなかった。今回初めて読んでみた。小さな子もみんな物語に集中して最後まで聴いてくれたよ。うれしかったな。すごいな、子供って。帰る時、保育園の玄関まで送ってくれたのは、「亀工房」前澤さん家の一番下の男の子だった。ありがとね。


■先々週の木曜日は、竜東保育園年中組+未満児さんの内科健診。終了後に読ませて頂いた絵本は、

 1)『たちねぶたくん』中川ひろたか・文、村上康成・絵(角川学芸出版)
 2)『こざる10ぴきがんばる!』マイケル・グレイニエツ作(ポプラ社)
 3)『とうだいのひまわり』にいざかかずお・作(福音館書店)


『とうだいのひまわり』も、ぼくが大好きな絵本。ひまわりだから夏に読むのが正しい絵本だが、この時期読んでも許されるよね。嵐の夜に、ひろみちゃんがひまわりを必死で守る場面と、ラストの風船を飛ばすシーンが好きだ。そしたら、子供たちも同じシーンで一番注目してくれたように思った。そーかそーか。おじさんはうれしかったぞ。

2010年11月23日 (火)

講演依頼をこれからは断ろうと思っているのだ。

■いろいろと思うところがあって、この夏以降の講演依頼を全て断ることに決めていた。偉そうなことを言ったって、自分自身が出来ないくせに、そんなの嘘っぱちじゃんって、思ったからだ。特に、メディア漬けの話。

そうは言っても、最近は以前よりも講演依頼はずいぶんと減ってきたので、ぜんぜん取り越し苦労だったのだが、どうにも断れない依頼が駒ヶ根市立図書館からきた。いや、最初は断ったのです。でも「講演内容は先生にすべてお任せしますから是非!」とまで言われてしまうと、断れないのだよなぁ。


■いままでは、講演を頼まれれば決して断らなかった。人に話をするためには、いっぱい勉強して「自分のもの」として消化吸収しないと、説得力のある講演はできないから、自らが新たに勉強するいいチャンスと、むしろ歓迎していたくらいだ。締切と負荷を日々の日常に設けることは、生きて行くうえで案外大切なことだと思う。でないと、人間ちっとも進歩がない。


今回も、講演準備のために読みたいミステリ『音もなく少女は』ボストン・テラン(文春文庫)を読むのもガマンして、いっぱい関連本を読んだ。

講演テーマが「赤ちゃんの言葉はどうやって生まれてくるのか?」だったので、再読、再々読本を含め目を通したのは以下の本。


『言葉はなぜ生まれたのか』岡ノ谷一夫・著(文藝春秋)
『ことばはどこで育つか』 藤永保・著(大修館書店)
『子ども虐待という第四の発達障害』杉山登志郎(学研)
『子を愛せない母、母を拒否する子』ヘネシー澄子(学研)
『0歳児がことばを獲得するとき』正高信男(中公新書)
『子どもはことばをからだで覚える』正高信男(中公新書)
『子どもとことば』岡本夏木(岩波新書)
『幼児期』    岡本夏木(岩波新書)
『ことばの贈りもの』松岡享子・著(東京子ども図書館)
『赤ん坊から見た世界』無藤隆(講談社現代新書)
『絵本から擬音語擬態語ぷちぷちぽーん』後路好章・著(アリス館)
『心を生みだす脳のシステム』茂木健一郎(NHKブックス)
『赤ちゃんと絵本をひらいたら・ブックスタートはじまりの10年』(岩波書店)
『赤ちゃんはなぜなくの・ウィニコット博士の育児談義』D.W.ウィニコット(星和書店)
『母の友・ことばとからだを結ぶうた/ 2010/11月号』(福音館書店)
『絵本の本』中村征子(福音館書店)
『絵本が目をさますとき』長谷川摂子(福音館書店)
『13日間で「名文」を書けるようになる方法』高橋源一郎(朝日新聞出版)

『愛おしい骨』を読み終わったのが先月の10月23日なので、それから1ヶ月間ずっと上記の本を読んで勉強してきたうえで、11月21日(日)の駒ヶ根市立図書館での講演会に僕が臨んだということを、駒ヶ根市立図書館の館長さんも、当日来て下さった聴衆の皆様も、決して分かってはくれないだろうなぁ。その成果が、ぜんぜん出てなかったもんなぁ。

そう思うと、何かこう、すっごくむなしいのだ。


何よりも、聴衆の心に響かない講演ををしてしまった自分の落ち度、未熟さ加減が許せないのだよなぁ。


こういう後悔は、いままでにも何十回もしてきたはずだ。

なのに何故、また繰り返す?
お前はバカか!


でもまぁ、とにかく終わった。これでやっと好きな本が読めるぞ。と思ったら、

12月8日(水)の午後、保育園などの栄養士さんたちに「食物アレルギーのはなし」をするよう、頼まれていたことをすっかり忘れていた。あと2週間。やれやれ、また勉強だ。

2010年11月19日 (金)

診察室の「いす」を新調しました。

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■ドクター・チェアーと、患者さんの椅子を新しく買い換えました。

少し前から使っていた患者さんの丸椅子が壊れてしまって困っていたのだ。ちょうど体重が30kg くらいの高学年の小学性が座ると、ストッパーが外れて椅子が高くなってしまう。どうもガス・シリンジがいかれてしまったらしい。

医療用の通販カタログをいろいろ探してみたが、どうも思うような椅子がない。

困ったなぁ、と思案していたら、世の中には同じ悩みを抱えている小児科医がいたんだね。ビックリ。10月15日の外来小児科FTML で、沖縄の町田先生がこんな投稿をしたのだ。

沖縄の町田と申します。

前から何度かftmlで話題になったことですが、
新たに質問させて下さい(^^;)
(最近のメールを見落としてたらスイマセン)

診察室の患者さん用のイスを買い替えようと思っています。
皆さんがお使いのイスで「これはオススメ!」という
ものがありましたら、教えて下さい。

そしたら、青森県むつ市で開業する「どんぐりこどもクリニック」の佐々木先生が、こう返答してくれたのです。

町田先生へ

佐々木@青森県むつ市です。

いろいろ購入しましたが、
1.患者さんやお母さんの足が引っかからない
2.子ども一人で座っても背中の聴診ができる
を満たすものはなかなかありませんでした。

今は、イトーキのPCK-1107DLを使っています。
メーカーのカタログでは定価が¥54,180ですが、
ネットでは4万円以下で出ているようですね。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/soho-st/20092591s.html

ぼくも、一目見て気に入ってしまいました。

でも、ネット特別価格でも「37,900円」。高いなぁ。


と言うのも、しばらく前に医療用カタログ通販で、ドクター・チェアを 9,800円で購入したばかりだったからだ。


ちょっと見には、わからないでしょ、この値段の差。


でも、値段が高いだけのことはあるな。
作りが機能的で頑丈だし、デザインがとってもおしゃれだ。
それに何よりも、背もたれがあること。


この「いす」になってから、小さい子でも一人だけで座らせるおかあさんが増えたような気がする。

安心、安全だからだろうな。



2010年11月15日 (月)

駒ヶ根市立図書館での講演会の準備が間に合わないぞ

■今度の日曜日、11月21日の午前10時半から、駒ヶ根市立図書館で講演することになっているのだ。タイトルは、


『赤ちゃんの言葉は、どうやって生まれてくるのか?』

この演題は、ぼくが自ら希望してそうしてもらったもの。


でも、まだ思うように準備が進んでいない。


パワーポイントのスライド作成をようやく今日から始めたところなのだ。
以前に作った原案のスライドはあったのだが、どうも全面改定しないとぜんぜんダメみたい。


焦るなぁ。


まだ、5日はある。よし、がんばるぞ!


ただいまのBGMは、ハンバートハンバートの「おべんとう」


いいなぁ、ハンバートハンバート。


さっき、「虎」を聴いてたら、涙が流れてきたよ。

2010年11月 8日 (月)

伊那のパパズ絵本ライヴ(その70)宮田村図書館

■11月に入ると、各地で文化祭が開かれる。

昨日の日曜日は、宮田村村民会館の文化祭。館内の宮田村図書館で、午前10時半から「伊那のパパズ絵本ライヴ」。

おとうさん、おかあさん、子供たちの親子連れのお客さんが多かったな。50人くらいが集まってくれました。ありがとうございました。カメラを忘れちゃったので写真はなしです。すみません。


<本日のメニュー>

1)『はじめまして』新沢としひこ(すずき出版)
2)『でんしゃはうたう』三宮麻由子(福音館書店) → 伊東
3)『たちねぶたくん』中川ひろたか・文、村上康成・絵(角川書店) → 北原
  『たちねぶた音頭』中川ひろたか・作詞作曲振付。 → 北原(ほかみんな)

5)『かごからとびだした』(全員)

6)『へんしんマンザイ』あきやまただし・作絵(金の星社) → 宮脇
7)『ねこのおいしゃさん』(全員)

8)『さつまのおいも』中川ひろたか・文、村上康成・絵(童心社)一人ミュージカル → 倉科

9)『ふうせん』湯浅とんぼ・中川ひろたか(アリス館)
10)『世界中のこどもたちが』新沢としひこ、中川ひろたか


2010年11月 5日 (金)

Twitter は「ラジオ」だ!(その2)

ハンバートハンバート「シングルコレクション 2002-2008」の「Disk2」を、このところずっと聴いている。この「2枚目」も聴き所が多い。初っぱないきなり名曲「おかえりなさい」。女の一人語りを、男性ヴォーカルで唄うという逆転の手法は、たぶん加川良が確立したものだ。

意外だったのは、次の2曲目。高田渡が唄う後期の傑作「ブラザー軒」を、佐野遊穂が女性の声で唄うという、さらに反転した手法を試みている。これはまさに確信犯的な試みに違いないのだが、実際に聴いてみると、これが見事にピッタシはまっているのだな。これには正直「やられた」と思ったよ。

それから、ハンバートハンバートというグループがデビュー当時から「アイリッシュ、トラディショナル・フォーク、童謡、そして西岡恭蔵。」ではなかったことが、7曲目「 E.A.D.」8曲目「 幸福論Z」9曲目「 夢の中~No Woman No Cry」を聴くとよくわかる。なんだ、今どきのふつーのロック・グループじゃん。いま風の佐野遊穂のヴォーカルもオリジナリティには乏しい。だけど、「 幸福論Z」は、聞き込むほどに実に印象的な佳曲だと思う。そうか、当初の方向性は「こっち」だったのだ。それが何時から「あっち」になってしまったのかな? じつに興味深いぞ。


この「Disc2」を繰り返し繰り返し聴いてみて、ぼくが一番好きな曲はやっぱし「夜明け」だ。これは本当に名曲。CDには2ヴァージョンが収録されている。絶対的な自信にあふれた、圧倒的な力強さにほれぼれしてしまうよ。


思い起こしてみれば、ぼくが初めて「ハンバートハンバート」というグループを知ったのが「この曲」だった。NHK BS2 で放送された「フォークの達人」加川良特集のゲストで出演した2人を見たのが最初。当時の映像が「これ」だ。






YouTube: ハンバート ハンバート - 夜明け


こうしてまた聴いてみると、作詞・作曲「加川良」と言われても何の違和感もない曲だなぁ。ぼくの好みの「ツボ」に「モロ」はまっている。


   いく千もの 歳を超えて

   私はいま見つけた

   いく千回も 生まれ変わって

   私たちは いま 巡り会った

   あなたと 巡り会った。


■ところで、ハンバートハンバートは「男女夫婦デュオ」のグループだ。

そういうグループは、昔からいっぱいあった。「ヒデとロザンナ」とか、「ダ・カーポ」とか、テントウ虫のサンバの「チェリッシュ」とか、旧「赤い鳥」のメンバーで、「紙ふうせん」と「ハイファイセット」。でも、「トワ・エ・モア」は夫婦じゃない。ちなみに、「カナダからの手紙」の畑中葉子と平尾昌晃も夫婦ではない。


その昔、名古屋出身のチェリッシュが地元のラジオ局で深夜放送をやっていた。たしか東海ラジオの「ミッドナイト東海」だったと思う。旦那のほうの松崎さんがDJで、あまり知られていないマイナーなフォークがよくかかっていた。ある夜、そのラジオから流れてきたのが加川良の「下宿屋」だった。はじめて聴いた時の衝撃は今でも忘れられない。ぼくはまだ中学2年生だった。


当時の「ミッドナイト東海」には、森本レオがいたな。それからもう少し後になるが、笑福亭鶴瓶を初めてラジオで聴いたのも「ミッドナイト東海」だった。あと兵藤ゆきとか。懐かしいなぁ。


(閑話休題)

■さて、前回の続き。 Twiter についてもう少し深く考えてみたい。


重要なことは、「開かれている」ということだ。

ぼくが「ミクシー」に入会したのは3年以上前のことだ。でも、すごく居心地が悪かった。当初、ニフティの「フォーラム」のイメージでいたのだが、もっとオープンな感じのはずなのに、なんだか妙に押しつけがましくて馴染めなかった。


でも、その後しばらくして出会った「ツイッター」は違った。


「ツイッター」は、いまここの「ラジオ」だ。


「いま・ここ」とは、即時性・同時性のライヴ感、共有感、自分が世界とつながっている感じ のことだ。


リスナーは、気に入ったパーソナリティの「つぶやき(DJ)」をフォローする。それは、お気に入りのラジオ番組を登録する作業だ。実際のラジオとツイッターが違う点は、登録した「放送局」が同時に、勝手に次々と「つぶやく」ことだ。だから、ラジオと違ってチューナーをそのたび変えてラジオ局を選局する必要がない。これは聴く方からすれば非常に楽だ。

■すごく有名な「パーソナリティ」の番組に、リクエスト葉書を出したり、感想の投稿をすろことが、人気有名人のツイッターに返信することに相当する。そのパーソナリティが、気に入ってリツイートしてくれれば、自分の発言が一気に拡散する。ラジオで投稿を読んでもらったみたいな感じだな。


ただ、ラジオと違ってツイッターの一番面白いところは、発言者一人一人が「海賊放送局」であることだ。自由に勝手に発言できる。その放送内容に共感してもらえば、フォローワーも増える。海賊放送局の電波は普通その限られた地域だけでしか聴くことができないが、ツイッターは世界中に開かれた、オープンな海賊放送局だ。mixiや、昔のニフティのフォーラムと違って、仲間内だけに限られた電波ではない。そこがいい。ぼくはそう思う。

でも、世代間で「ツイッター」に期待することはぜんぜん違うんだな、どうも。面白いね。


そのあたりのことは、「ここ」を読んでみて下さい。


2010年11月 1日 (月)

あの、野沢那智さんが亡くなってしまった

■劇団薔薇座の主宰者で、アラン・ドロンの吹き替え声優としても(いや、主にこちらで)有名だった野沢那智さんが肺がんで亡くなった。ショックだ。本当に悲しい。

この切なさは、林美雄さんが亡くなった時以来か。

と言うのも、ぼくにとっての野沢那智氏は、TBSラジオの深夜放送「パック・イン・ミュージック」木曜日深夜の「ナッチャコ・パック」パーソナリティとしての存在が一番だったからだ。

ただ、個人的な思い入れは「ナッチャコ・パック」が終わったあとから始まる「林美雄みどりブタ・パック」の方が強かったかもしれない。たしかまだ中学生だった。部活が終わって家に帰り、夕飯を食ってからまずは寝る。深夜0時半ころ母親に起こしてもらって、それから勉強机に向かって宿題したり試験勉強したりしていたのだ。

深夜一人きりで起きていると、怖いし寂しい。だから、ラジオを付ける。ニッポン放送は、大石吾郎のコッキーポップで、TBSラジオは大村麻梨子さんの「麻梨子産業株式会社」をやっていた。

そうして午前1時から、地元のSBCラジオでは「オールナイト・ニッポン」が始まるのだが、当時からあまのじゃくのぼくは、東京赤坂のTBS放送から発信され、野超え山超え、南アルプスの上空を通過して、ぼくが住む高遠町まで到達した微弱な電波にこだわっていたのだった。

深夜帯は、不思議とそうした遠くからはるばるやって来る電波が AMラジオから案外クリアーに聞こえたのだ。特に、東京の深夜放送が休止する日曜日の深夜は淋しくて、チューナーを回しても「ヨビゲン・コーリアン・ゴ・スミダ!」みたいな北朝鮮放送しか聞こえなかったりした。そうすると、日曜日の深夜に起きているのは世界で俺一人きりなのか? って、すっごく孤独で不安になってしまったものだ。

それからしばらく経って出会ったのが、ラジオ大阪の「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」だった。日曜深夜、あの番組にはホント救われたなぁ。

■あの頃、AMラジオから深夜に聞こえてくるパーソナリティが読むリスナーからのハガキに大笑いしながら、「自分は一人じゃないんだ」と確認していたんだと思う。


この感覚を、最近深夜に Twitterのタイム・ラインを眺めていて思い出したのだ。あ、そうか。ラジオなんだ、ツイッターって。同じ時間を、別の場所にいる会ったこともない人たちといっしょに共有する感覚。一人ぼっちだけれど、世界とたしかに「つながっている」という感覚。

そんなかんなをいろいろと思い巡らしたワケは、今日の「さとなおさんのブログ」 を読んだからだ。ぼくもフォローしている坂本教授のシアトルからのライヴ映像を見て(聴いて)いたから。家族が留守の自宅で一人 Ustream 画面右横に次々と流れゆく「つぶやき」を眺めながら、リアルタイムで日本中の9000人以上の人たちがいっしょに見ていることを確かに実感できた。この感じ、あの頃の深夜放送のラジオを一人聴いていた感じに、たしかに似ているな。(つづくかも)

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