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2013年9月

2013年9月29日 (日)

小津安二郎監督作品『東京物語』(1953) デジタルリマスター版

『東京物語 ニューデジタルリマスター』 修復before&after比較映像
YouTube: 『東京物語 ニューデジタルリマスター』 修復before&after比較映像

『東京物語 ニューデジタルリマスター』予告編
YouTube: 『東京物語 ニューデジタルリマスター』予告編

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■昨日の夜に続いて、今日も「茅野市民館」へ行ってきた。

朝9時半から、小津安二郎監督作品『東京物語』ニュー・デジタルリマスター版の上映会があるのだ。しかも、上映後にこの映画に出演している、女優の香川京子さんとNHKアナウンサー・渡辺俊雄さんの対談がステージ上である。香川京子さんは、最近「信濃毎日新聞」で「私が出演した6本の印象に残る映画」とかいう? 連載をしていた。

 

彼女は、日本映画界の名だたる巨匠監督全ての代表作に出演している稀有な女優だ。

溝口健二『山椒大夫』『近松物語』、小津安二郎『東京物語』、黒澤明『天国と地獄』『赤ひげ』『まあだだよ』、成瀬巳喜男『おかあさん』『驟雨』、今井正『ひめゆりの塔』、熊井啓『深い河』『式部物語』などなど。

 

何故そのようなことが可能だったのか? 当時は「五社協定」のため各映画会社が専属女優を抱えていたので、監督は自社の女優しか使えなかったし、女優も自社の映画にしか出られなかったのにだ。実は、香川京子は日本で初めて「フリー」の女優になった人で、だからこそ映画会社各社の巨匠が使いたいとオファーがかかり、フリーだったからそれが可能になった。という渡辺俊雄さんの解説。なるほどね。

 

 

■映画『東京物語』のことは、2003年12月12日の日記 に以前書いたことがある。初めて見たのは、銀座「並木座」でだった。映画館で見た2回目は、長野市権堂に今もある「長野松竹相生座」だったような気がする。確か30年前、松竹が『生きてはみたけれど〜小津安二郎伝』というドキュメンタリー映画を作って、同時上映に全国系列館で「小津安二郎作品展」と称して、小津安二郎監督の代表作『東京物語』『秋刀魚の味』『彼岸花』『秋日和』をリバイバル上映したのだ。当時、北信総合病院小児科勤務だったから、その時見たに違いない。(上の写真は、その時のパンフレット。クリックすると別ウインドウで大きくなります。)

 

『東京物語』は、その1年後くらいに「レーザーディスク」で発売になり、もちろん即購入して何度も何度も見た。数年前にNHKBSで放送されたデジタルリマスター版は、高品質でHDに録画してある。

今回、茅野市民館で上映された『東京物語』は、ニュー・デジタルリマスター版とのことで、NHKBSで放映されたバージョンをさらにブラッシュアップしたものなのだそうだ。確かに、映像がめちゃくちゃ美しかった。(スピーカーが貧弱で音声はイマイチだったが)

 

今回見て特に良かったシーンは、熱海の海岸の防波堤のロングショット〜上野公園の西郷像横から上野駅方面を見下ろす場面直前の、小津監督には珍しい移動撮影。そうして、東山千栄子だけ原節子のアパートに泊めてもらう夜のシーン。東山千栄子が何も言わずただ原節子の手を取って涙するところ。ここが良かったなぁ。泣けた。(もう少し続く)

 

立川志らく「シネマ落語」 in 蓼科高原映画祭

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■「立川志らく シネマ落語」を聴きに、茅野市市民館へ行ってきた。よかったなぁ。泣けたなぁ。大満足だ。

 

以下、昨夜のツイートから。

 

名著『全身落語家読本』立川志らく(新潮選書)は僕にとって「落語のバイブル」だ。何度も読んだし、辞書みたいに使っている。でも、志らく師の落語は今まで一度も生で聴いたことがなかったのだ。スミマセン。

 

続き)今日の土曜日。茅野市で開催されている「第16回 小津安二郎記念:蓼科高原映画祭」で「立川志らく・シネマ落語」があると知り、行ってきたのだ茅野市民館。当日券だったが、何と!前から2列目の正面やや左寄りの席が空いていた。ラッキー! 2500円なり。

 

続き)午後7時開演。開口一番は弟子の立川らく人「出来心」。同会場でその直前に上映されていたのが、小津安二郎の映画『出来ごころ』だったからね。口跡口調はよいのに可哀想なくらい笑いがなかった。ホント御免ね、これも修行さ。

 

 満を持して、立川志らく師が登場。師匠の談志(お骨になって後の顛末も含め)と朋友・先代圓楽の奇人変人エピソードをたっぷりと。それで、落語会慣れしていないであろう聴衆の心をを優しく溶きほぐす。流石だ。演目は『死神』。この噺は「オチ」が決めてだ。演者によっていろいろ工夫がある。さて、志らく師は? あはは!そう来たか。中入り後、すぐには本題に入らず、

 

もう一つ古典落語に入る志らく師匠。神無月の話から入ったんで、あぁ『ぞろぞろ』だなって思ったら、そうだった。メチャクチャ馬鹿らしくて好きな噺だ。

ラストがお待ちかね「シネマ落語」で「人情医者〜素晴らしき哉!人生」。これがよかった。『死神』と『ぞろぞろ』が、ちゃんと「この噺」の前振りになっていたんだね。

 

いい話だ。ラストで泣けて困った。これってさ、言ってみれば、アメリカ版「芝浜」じゃね?

2013年9月25日 (水)

「ビブリオバトル」に参加してみた

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「ビブリオバトル」ってご存知だろうか?

ぼくは知らなかった。でも、ひょんなことから出場する羽目になってしまったのだ。

先週の金曜の夜、次男をアンドレア先生の英語教室に高遠「やますそ」まで送っていった後、借りてた本を返しに高遠町図書館へ行った。そしたら、館長さん以下、図書館スタッフのみなさん全員が残って忙しく「図書館まつり」の準備をしていた。そうか、土日月の連休は「燈籠祭り」&「高遠ブックフェスティバル」だったんだね。

 

ふと、館長さんと目が合ってしまった。嫌な予感がした。館長さんは言った。

「北原先生、月曜日に図書館で『ビブリオバトルやるんですけど、高遠高校の石城校長先生がぜひ北原先生とビブリオバトルで対決したいって言ってましたよ。どうですか? 出場してみませんか?」

売られた喧嘩は受けて立たねばなるまい。「はい、やります!」ぼくは即答した。というワケなのです。

 

■当日(9月23日午後2時:高遠町図書館2階和室)は、長野県における「ビブリオバトル」のイノベーター、信州大学経済学部講師:荒戸寛樹先生の紳士的で穏やかな司会進行で会は始まった。思いの外聴衆も多いぞ。

 

■以下、月曜日のツイートから。

 

「高遠ブックフェスティバル」&高遠町図書館まつり合同企画「ビブリオバトル IN 高遠」。第一回戦は若手図書館司書さん5人による対戦。初めて見たけど、面白いなぁ。ビブリオバトル。

 

続き)「ビブリオバトル IN 高遠」紹介された本は『吾輩は猫である』夏目漱石(初版本復刻版)『運と幸せがどんどん集まる「願いごと手帖」のつくり方』ももせいづみ『妖怪セラピー』芥子川ミカ『落下する夕方』江國香織『辞書を編む』飯間浩明(光文社新書)。で、勝者は『辞書を編む』でした。

 

続き)「ビブリオバトル IN 高遠」第二回戦の出場者は4人。高遠高校の石城校長先生、超ベテラン学校図書館司書の矢口先生、高遠町図書館司書の植田さん、それから僕。それにしても、出場者になるともの凄く緊張する。5分間という時間配分も予定通りにはいかず、へろへろになってしまったぞ。

 

続き)「ビブリオバトル IN 高遠」第二回戦で紹介された本は、石城:『奈良登大路町』島村利正(新潮社)より「庭の千草」北原:『夢幻諸島から』クリストファー・プリースト著、古沢嘉通訳(早川書房)植田:『赤めだか』立川談春、矢口:『ビブリオバトル』矢口忠大(文春新書)。皆さん芸達者だ

 

続き)で、ウイナーは石城校長先生。見事なご紹介でした。これは読んでみたくなるよね。僕の敗因は、プリーストって読んだことある人?って訊いたら会場に一人もいなかったことか。海外文学ファンて、いないのかよ!仕方なく『魔法』『奇術師』『双生児』の話もしたので、なかなか本題に入れなかった。

 

■いやぁ、面白かったなぁ「ビブリオバトル」。予想以上だ。

ルールがシンプルだからいいんだね、きっと。5分間でプレゼンするというのは、学会発表と同じ制限時間だ。1分間でスライド1枚(ゆっくり喋って字数は300字)の時間配分が基本。

もちろん、パワーポイントもレジュメも使えないし、原稿を読んではいけないルール。あんちょこメモを見るのは許されるが。

 

実際には、メモを用意していた人のほうが少なかった。みな「何も見ずに」5分間という時間に四苦八苦しながらも、見事にプレゼンし終えていたのには感心したなぁ。凄いぞ。

 

■第一回戦で、最も素晴らしいプレゼンをしたのが、『運と幸せがどんどん集まる「願いごと手帖」のつくり方』ももせいづみ著を紹介した女性司書さんだ。ただ、あまりに本の要点を皆に分かり易く紹介してしまったので、聴いていて「もうその本を読む必要はないな」って思わせてしまうという、思わぬ弱点を露呈した。これは意外だった。聴衆に「読んでみたい!」と思わせる戦いだからね。

 

第二回戦では、何と言っても石城校長先生の紹介が素晴らしかった。作者に対する「愛」があるのだ。島村利正の幸薄かった叔母の半生を、季節ごとの高遠の行事(春の鉾持神社大祭、城趾公園での花見、サーカスが来たこと、嫁入り行列、そして燈籠祭りの夜)を通じて描かれた『庭の千草』という小説が如何に素晴らしいか、静かに淡々と語るすの姿が、聴衆の心を打った。しかも、無駄な言葉が一切なかった。流石だ。

 

植田さんは、彼女がどれくらい「落語」に入れ込んでいるかが判ってよかった。談春が自分の真打ち昇進試験に、談志の師匠である柳家小さんを助演に頼んで、小さんは快く了解し出演したのだが、その時の談志の驚きの反応を活写したシーンを、彼女は何度読んでも泣いてしまうと言った。「私、師弟愛が好きなんです!」 なるほど、ビブリオバトルとは、「本を通じて人がわかる」のだ。ぼくもね、『赤めだか』が出てすぐ読んだから、同じ落語好きとして、植田さんの気持ちが他人事でなくよーく分かるのだ。

 

でも、何と言ってもプレゼンの名手は、最後に登場した矢口先生だ。もうね、ブックトークとか散々やっている人でしょ。しかも、周到にプレゼンの準備をしてきて、起承転結が完璧! この本をオススメするポイントを、1)2)3)と箇条書きに整理して聴衆に分かり易く自分が読んで面白かった、ためになった点を提示してみせてくれた。しかも、一切何も見ずにね。凄かったな。

 

ぼくは完敗でした。まだまだ修行が足りない。反省。

 

それにしても、「ビブリオバトル」って、何か新しいワクワクする可能性を感じた。

自分でも開催してみたくなったもの。

来年の「日本外来小児科学会」で、ワークショップとして開催できないだろうか?

 

絵本とか、育児書とか児童文学とか。こども関連の本を皆で紹介し合ったら、ほんと楽しそうだな。

 

 

2013年9月18日 (水)

『あまちゃん』の夏が終わろうとしている。

■大阪のFMラジオ「FM80.2 BINTAN GARDEN あまちゃん特番」前編・後編で放送された、宮藤官九郎ロング・インタビューが聴き所満載で、ちょっと驚く。クドカン、よく喋るなぁ。YouTube にアップされた前編、後編それぞれの後半30分が宮藤官九郎のインタビューに割かれている。

 

なお、前編では「ピエール瀧」が、後編では「マキタスポーツ」が、出演者としてコメントしていて、これまたなかなかに面白い。

あまちゃん 特番 FM80.2 BINTAN GARDEN 前編 あまちゃんナイト~おら、このままじゃ終われねぇ!じぇじぇじぇギョギョギョな1時間!
YouTube: あまちゃん 特番 FM80.2 BINTAN GARDEN 前編 あまちゃんナイト~おら、このままじゃ終われねぇ!じぇじぇじぇギョギョギョな1時間!

あまちゃん 特番 FM80.2 BINTAN GARDEN 後編 あまちゃんナイト~おら、このままじゃ終われねぇ!じぇじぇじぇギョギョギョな1時間!
YouTube: あまちゃん 特番 FM80.2 BINTAN GARDEN 後編 あまちゃんナイト~おら、このままじゃ終われねぇ!じぇじぇじぇギョギョギョな1時間!

■『TV Bros. / 9.14〜9.27』の、「あまちゃん」総力特集! の力の入り方が尋常じゃない。読みどころ満載だ。

 

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見開き4ページに渡って載っている、大友良英&細馬宏通・対談【音楽から考える「あまちゃん」と、「あまちゃん」から考える音楽。】が、何と言っても一番の注目記事だが、こちらの「オリジナル音源」を「大友良英 JAMJAMラジオ」で聴くことができる。

 

細馬宏通さんのブログで、少し前に書かれていたことに、『TV Bros.』に載った、井上剛チーフディレクター・インタビューの後半に出てくる、1シーン撮るのにカメラ5台を同時に回して、さらにカメラ・ポジションを変えて同じシーンを撮るという話。

 

今週火曜日の「腹黒ユイちゃん完全復活のシーン」は、なるほどそうやって撮ってるからテンポよく、ビビッドに視聴者に伝わるんだ! と、しみじみ思った。

 

それにしても、この回の「あまちゃん」はよかったなぁ。本放送4回(BSで2回、地上波で2回)と、録画で2回(息子たちといっしょに)見た。そうそう、ここ。ここがよかったなぁ。ストーブさんと勉さんが、じつにいい仕事をしている。

 

「やりたいよ!……やんないよ!でもやんないよ」「やりなよ」「やればいいのに」「やんないよ」「やれよ!」「やるよ!」「やったーーー!」

2013年9月15日 (日)

『夢幻諸島から』クリストファー・プリースト(早川書房)

 

■イギリスのSF作家、クリストファー・プリーストの新作『夢幻諸島から』古沢嘉通=訳(早川書房)を読了した。8月24日から読み始めて、少しずつ、ゆっくりと味わいながら読んだ。じわじわと来る独特の面白さ。堪能したなぁ。

 

『限りなき夏』の中から、後半の「ドリーム・アーキペラゴ」のシリーズも再読。(以下、ツイートから)

 

■クリストファー・プリーストの新作『夢幻諸島から』古沢嘉通・訳(早川書房)を読んでいる。今はまだ、52ページだ。でも、何かもう堪らなくなって、『限りなき夏』クリストファー・プリースト(国書刊行会)の p179から始まる『火葬』をまた読み始めたところ。いろいろ想い出してきて気分悪いぞ。

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■クリストファー・プリースト『夢幻諸島から』(早川書房)を漸く読み終わった。なんか、くらくらする。時間がかかったのは、少しずつゆっくり読んでたことと、途中で『限りなき夏』(国書刊行会)から「赤道の時」「火葬」「奇跡の石塚」「ディスチャージ」も再読していたため。

 

■■こちらは、「牧眞司氏の紹介文」。ネタバレなしで、これだけ詳しく内容紹介ができるとは、さすがだなあ。ぼくにはとても無理。

 

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 ■続き)『夢幻諸島から』の読み方として、ぼくがオススメしたいことは、個人名が出てきたらメモ用紙に書き出して、そのページを記載していくこと。人によっては7〜8つの話に登場するので、後半に行くに従って「このメモ」が便利に使える。

 

■続き)「この本」ほど、他の人の読後感想・解説が気になる本はないんじゃないか? 早速いま検索している訳だけれど、「この方」の解説が、なるほどスルドイと思う。

 

■■■ この本は、ドリーム・アーキペラゴ(夢幻諸島)の点在する島々と島の住民に関する「ガイドブック」であるから当然なのだが、読み終わって確かに、すっごく行ってみたくなった。旅してみたくなったのだ。

フェリーに乗って島めぐりをしながら、美術館でドリッド・バーサーストの代表的な絵画を見て廻ったり、「トンネルくぐり」も是非体験したい。ちょっと怖いけれど、シーヴル島に立つ「黒い塔」も見てみたいな。

不思議だな。時空がひん曲がった変な世界を舞台とした幻想小説なのに、妙にリアリティがあるんだよ。スライムが潜む、赤道直下のジャングル。極地に近いフィヨルドの暗く寒々とした風景。

 

■当初、以前に読んだ『限りなき夏』の中の「アーキペラゴ・シリーズ」も、この『夢幻諸島から』に収録されているものと勘違いしていた。でも違った。ただ、『限りなき夏』の「火葬」は、p41「ジェイム・オーブラック」の後日談だし、「赤道の時」は「リーヴァー」(p311)と並置できる話だ。あと、「奇跡の石塚(ケルン)」も「死せる塔/ガラス」(p316)の後日談で、トームの兄夫婦の子供が主人公の話だ。

それぞれの島の紹介の最後には必ず「脱走兵保護法」の適用の有無が載っているが、なぜ脱走兵が重要かと言うと、それは『限りなき夏』のラストに収録された「ディスチャージ」を読めば分かるようにできている。

 

という訳で、『夢幻諸島から』を読んで気に入った人は、『限りなき夏』も是非読むべきだと思うぞ。

 

 

■■ぼくは、プリーストの『魔法』をハードカバーで読んでビックリ仰天した時からのファンなのだが、『逆転世界』とか『魔法』とか『奇術師』みたいに、最後で「あっ!」と驚く展開をこの小説『夢幻諸島から』に期待すると、肩すかしを食らうことになります。そこは注意点ですかね。

変な話、大事なネタは最初の「序文」で全て明かされているのだ。読み始めの時には「何をワケ分からん、まどろっこしい奥歯に物が挟まったような表現しかしないんだろう?」って思ったのだけれど、いやいや、読了後にもう一度最初の「序文」を読んでみると、「なるほどそのとおり!」と納得してしまうのだから奇妙なものだ。

 

よく、プリーストのことを「語り/騙り」の作家と言うが、ぼくは「この本」に載っている「36個の話」それぞれ一つ一つは、書いた人にとっては嘘偽りのない紛れのない真実が書かれていると思った。

だって、われわれが住む「この現実世界」だって、人それぞれ感じている世界観はぜんぜん違うし(毎日ツイッターのタイムラインを眺めていると、つくづくそう思う)人間同士の関係性だって、お互いに感じていることは違う。そういうものだ。ちょうど、黒澤明の映画『羅生門』と同じで、結局は何が真実かなんてどうでもよくなってしまうのだな。

 

そんなようなことを、読み終わってしみじみと考えています。(おわり)

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