Feed

2010年9月 6日 (月)

外来小児科学会で、福岡に行ってきた(その3)

さてさて、無事ぼくが担当したWSも修了し、ランチョンセミナーは西村先生のオカルト・バクテレミアのはなし。西村先生は、いつも説得力のある講演をするなぁ。感心する。午後は、Meet the Expert #6「21世紀の子育て事情」を聴く。あきやま子どもクリニック院長の秋山千枝子先生の講演に感銘を受ける。すごく示唆に富んだ講演だった。それから「子どもの村・福岡」が誕生した経緯と意義がよく分かったこともよかったな。


土曜日の午後は、本当は総会から会頭講演、特別講演と聴いて、懇親会に出席する予定でいたのだが、日曜日の朝、福岡空港発 7:40 の飛行機に乗るとなると、お土産を買っている時間がない。それはマズい。


というワケで、MTE 終了後に歩いてホテルに戻り、天神の繁華街まで行って、デパ地下で美味しそうな「めんたいこ」を探す。本当は『極楽おいしい二泊三日』さとなお著(文藝春秋)の、215ページに載っていた「きよ味や」の「辛子めんたいこ」が欲しかったのだが、どこにも売っていない。あとで家に帰ってからネットで調べたら「こんなサービス」もあったんじゃん。福岡へはこの MacBookを持参しなかったので、ホテルフロントで「きよ味や」をネット検索してもらったのだが、この日のフロントの兄ちゃん、てんで要領をを得ない人で、検索ダメダメ人間だったのが実に残念だった。


で、仕方なく「岩田屋」で「福さ屋」の「辛子明太子のたたき」廉価版を購入し、クール宅急便で配送してもらうことにした(でもこれは正解で、先日食ったが実に旨かったぞ)。さて、夕食はどうするか? 今日も一人だ。となると、鮨だな。玄界灘の新鮮な魚が食べたい。福岡に来る前に調べた時には、博多駅前のビルの地下に「やま中」があって、ここにしようと考えていたのだが、先ほどの『極楽おいしい二泊三日』を紐解くと、212ページに「吉冨寿し」が載っていた。長浜生鮮市場の近くにある「この店」を、あの「さとなお」さんが絶賛していたのだ。


となると、ここに行ってみるしかないでしょう!
天神繁華街から北に向かって歩いて行き、RKB九州放送局の角を左折して、長浜方面へ延々と歩く。地図によると、この通り沿いの左側、福岡市立少年科学文化会館を通り過ぎて浜の町公園の手前にある。さんざん歩いてちょっと迷い、ようやく「吉冨寿し」を発見。ところが、店のカウンターはお客さんでいっぱいで、無情にも、入り口には「本日は閉店しました」の看板。やはり予約してこなければ無理だったんだなぁ。残念。


伊那に帰ってから、このあたりの地図をもう一度確認してみたら、例の「長浜ラーメン抗争」の3店は、浜の町公園を過ぎたあたりの、この通り沿いにあったのだな。でも、この日は挫けてしまって、そのままUターン。とぼとぼ歩きながらふと見上げると「長浜屋台 一心亭本店」の看板。鮨は諦めて、本場の長浜ラーメンでも食って帰るか、そう決めて店ののれんをくぐった。ひろい店内はすいていて、カウンターにタクシーの運ちゃんが一人。テーブル席には地元の家族連れが2組。客はそれだけ。観光客は一人もいなかった。


生ビールとAセット(ラーメン+餃子)600円を注文。ほどなくラーメンが運ばれてきた。熱々のスープはかなり濃厚な豚骨スープなのだが、変な「けもの臭さ」はまったくない。麺は堅めで好みの歯ごたえ。残念だったのは、高菜は別トッピングメニューになっていて有料だったことだ。紅ショウガは無料だったけどね。ここの長浜ラーメン、ぼくには十分美味かったぞ。替え玉は80円で、家族連れのお父さんは2人とも、替え玉を注文していたな。ぼくは、カロリー・オーバーになってしまうので、ぐっと我慢したが。


中洲まで戻ると、川沿いの屋台では外来小児科学会の懇親会を終えた小児科の先生やスタッフの皆さんが大勢で盛り上がっていた。実はぼくはもう一軒、行くことに決めていた店があった。ジャズ喫茶「リバーサイド」だ。TSUTAYA が入る、Gate's の南側の川沿い2階に、店は確かにあった。うれしかったな。


じつは、30数年前にぼくはこの店を訪れている。学生時代、東京駅から鈍行列車を乗り継いで九州までやって来たことがあった。宿泊はユースホステル。でも、土曜日の夜だけオールナイトの映画館で朝まで眠ることにしていた。あのとき、大分、別府、臼杵と廻って福岡入りしたのは土曜日だった。当時、全国ジャズ喫茶巡り、というのもやっていたので『ジャズ批評・ジャズ日本列島55年版』を見て「リバーサイド」に辿り着いたのだ。記憶では店は2階にあって、ピアノが置かれていた。浅川マキを細くしたような、黒ずくめのママが一人で店にいた。たしか、ビル・エバンズが大きなスピーカーから流れていたな。


深夜まで粘ってから店を出て、結局泊まったのは中洲の映画館。日活ロマンポルノを上映していた。座席は硬いし、場内は異様な雰囲気だし、ぼくはぜんぜん眠れずに朝を迎えたのだった。そんなかんなを、つい昨日のことのように思い出していた。



2010年8月30日 (月)

外来小児科学会で、福岡に行ってきた

8月27日(金)28日(土)29日(日)と、福岡で日本外来小児科学会があって、一人で九州まで行ってきた。


当初、高速バスで名古屋へ出て、あとは新幹線という行程を考えていたのだが、23日(月)の深夜、暑くてぜんぜん眠れないので仕方なく起き出してきて、ネットで新幹線の運賃とか調べてみたら思いのほか結構かかる。それなら、飛行機は? と、松本空港(13:35 発)→ 福岡空港(15:05 着)FDA (Fuji Dream Airlines) を調べてみたら、まだ割引チケットで空席があって、片道 24,400円とのこと。それなら、割高でも飛行機の方が楽だなと、深夜の2時半過ぎに「ぽちっ」とチケット購入ボタンを押してしまったのでした。


ただ難点があって、帰りの便が日曜日の早朝、福岡発(07:40)→ 松本着(09:05)1日1便しかないのだ。車で行って松本空港の無料駐車場に駐めておくので、帰りは新幹線という訳にはいかない。月曜日の朝着では、診療に間に合わないので、日曜日も午後の市民講演会まで聴いて帰るつもりだったのだが、あきらめて日曜日の予定をすべて止めにした次第。


28日(土)の午前9時から、ぼくがリーダを勤めるWS「あなたも絵本の読み聞かせに挑戦してみよう!」があるので、金曜日は朝から1日臨時休診としてあったのだが、ゆっくりと午前11時過ぎに家を出て、途中塩尻のブックオフへ寄り道。諸星大二郎のコミックスを4冊と堀晃『遺跡の声』(創元SF文庫)を購入。それでも、フライトの1時間以上前に松本空港へ到着した。この6月から就航したFDA機は、80人乗りの小さなピンクの機体がかわいいジェット機だったよ。


松本空港は山里の谷間の空港なので、離陸後高度を上げるために松本平を2回ぐるぐると旋回して高度を稼ぐ。でも、小さいながらもジェット機は快適だ。ドリンクとシャトレーゼのお菓子のサービス、キャンディも配ってくれた。で、午後 2:55 には福岡空港着。地下鉄で10分も乗らないうちにJR博多駅に到着した。


JR博多駅中央改札前で、WSサブリーダーの住谷先生と待ち合わせ、バスで移動して福岡国際会議場5階のWS会場と、子供たちの前で絵本の読み聞かせ実践をさせていただく、学会会場から徒歩10分の所にある「みなと保育園」の下見。まずは酒瀬川園長先生にご挨拶。きれいな保育園で、全館クーラーが効いている。子供たちもみな人懐っこい。これならいけるな、大丈夫だ! ぼくはそう確信した。


夜は先輩と約束があるという住谷先生と別れて、宿泊先のデュークスホテル中洲へ。福岡の歓楽街、中洲の北の外れにある。この日の夕飯はすでに決めてあった。「さとなお」さんのサイトで知った、居酒屋「久米」だ。場所がよく判らなかったので、ホテルのフロントで調べてもらって、タクシーに乗り込む。天神から国体道路を西へ進んで、警固(けご)小学校の通り(大正通り)に左折。しばらく行って秋本病院を通り越してすぐの左手にあった。ほとんど目立たない小さな古い店なので、タクシーの運ちゃんは見逃して通り過ぎてしまったよ。


一人きりだったので、店に入るのに勇気がいった。予約なしだったが、ラッキーにもカウンター席が空いていた。ぜんぜん気取ったところがない店で、女将さんも人懐っこい下町のおばちゃんといった感じで、ひとりの一見さんにもかかわらず優しく親切に応対してくれて助かったな、ほんと。

食べたものは、石鯛刺身の昆布じめ、牛テールの塩焼き、しいたけ、おでん(だいこん、いわし団子)、それに、〆の「中華そば」。いやぁ、本当にどれもこれもしみじみ旨かったなぁ。牛テール肉のとろける柔らかさ、薄めの上品な出汁が効いた大根、焼き椎茸にはだし汁をかけて一味唐辛子が少量ふってあって、噛みつくと口の中にじゅわ〜っとだし汁が沁みだしてくるのだ。たまりませんね。

そうして、小ぶりのお椀に入った中華そば。これが絶品でしたよ。きれいに澄んだスープに極細縮れ麺。福岡なのに、豚骨スープじゃありません。このスープが、今までどこのラーメン屋でも味わったことのない、こくと深みのあるスープでほんと、感動してしまったな。ぜひもう一度行きたい!


久米を後にしたぼくは、満腹で満足しきっていたので、そのまま歩いてホテルまで。途中、天神のブックオフに寄って絵本を物色。なんだ、九州福岡まで来て BookOff かよ。


2010年1月11日 (月)

博多『一風堂』諏訪インター店

東京からの帰り、茅野駅横駐車場に駐めておいた車に乗って夕飯どうしようか? ということになった。元旦の夜に開店している食物屋は伊那にはまずないから、茅野〜諏訪インターの間で見つけないとまずいことになる。妻が言った。「ねぇ、あれ、博多ラーメンの有名店が諏訪インターの近くに開店したって、FM長野で言ってたよ。えっとね、そう!一風堂ってお店」 一風堂? 有名じゃん。行こう行こう! 店は、スポーツ用品店「ゼビオ」の東側(茅野より)に確かにあった。小さな店だ。でも、さすがに元旦の夜にはやってなかった。


しかたないので、もう少し行ってドライブイン「釜めし・おぎのや」の中に入っていたラーメン店「一気通貫」で食べることになった。しかし、失敗だったな。京都の「天下一品ラーメン」を真似したかのような、コテコテ濃厚スープ。麺にも主張はなかった。これじゃぁダメだ。この日我々はリベンジを誓ったのだった。

そして、早くもその日がやって来た。1月の日曜日は31日以外すべて新型インフルエンザ・ワクチン接種の予定が入っている。だから、今日の11日を逃すと、もしかしてこの冬、家族でスキーには一度も行けないかもしれない。「よし、明日はスキーに行くぞ!」父親がそう宣言したので、妻は10日の夜に慌ててスキー行きの準備を始めた。しかし、中学生になって急に背が伸びてきた長男は、去年まで着ていたウエアーが小さくて着られない。急に足が大きくなった次男もスキー靴が入らない。というワケで、諏訪のアルペンに寄ってから「白樺高原スキー場」を目指すこととなった。


なんやかやと買い物に時間が掛かって、アルペンを後にしたのが午前11時半前。ずいぶん遅くなっちゃったから、午後券を買って3時過ぎくらいまでちょっと滑れればいいか、初回だし、と思ったが、問題は「昼飯どうしようか?」だった。ふと、「一風堂」のことを思い出した。で、店の駐車場に車を駐めたのは、その5分後。既に店の外には既に5〜6人の行列ができていた。さすが人気店だな。リベンジだからね、今日は諦めなかった。11時開店だから、入店第1陣が食べ終わるのはもうじきのはず。


結局15分くらい待って入店できた。長男は赤いヤツ、次男は辛味噌なんとか。ぼくと妻は白いヤツ(古典的博多ラーメンの味だね) いやぁ、たしかに旨い。すっごく美味い。高菜と紅ショウガ、それに生ニンニクを潰してトッピング。辛い「もやし」も美味かった。なるほど、並ぶ価値はあるな。長野県下では、ここが初出店なんだそうだ。この次は、スープを残しておいて替え玉してみよう!

その後「白樺高原スキー場」へ。午後1時から夕方5時まで滑りまくる。さらさら雪がきゅっきゅっ鳴って、アイスバーンもなくとても滑りやすい。スピードに乗ってがんがん斜面を攻めた。すっごく気持いいぞ。スキー場もすきすき。ゴンドラも待ち時間なしで乗り放題だ。今までは、午前10時過ぎに着いて1日券を買い、午前中ちょっと滑ってすぐ昼飯。午後もちょっと滑って3時の休憩、その後2本滑っただけで疲れて帰宅、というパターンが多かったが、今回はそれよりも集中して数多く滑ったように思う。子供たちもずいぶん上手くなった。忙しいけれど、なんとかまた来ようね。


Powered by Six Apart

最近のトラックバック