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2012年11月25日 (日)

絵本『きょうのごはん』加藤休ミ(偕成社)

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■怒濤の「保育園、秋の内科健診月間」が、ようやく終わった。やれやれ。

どの保育園でも、健診の後に絵本を読ませてもらってくるのだが、今季は『しろくまのパンツ』ツペラツペラ(ブロンズ新社)『きょうのごはん』加藤休ミ(偕成社)の2冊を集中的に読んでみた。

年齢によって、保育園によって、それぞれもっと反応が違ってくるかなって予想してたんだけれど、そうでもなかったかな。こどもって、面白いね!

こうして、たくさんの子供たちの前で絵本を読ませてもらえる贅沢。ほんとありがたいねぇ。(以下、過去のツイートから抜粋。少しだけ改変あり)

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10月14日(日)息子を長野の陸上競技場に送っていって待っている間に、長野駅前の「平安堂」と中古CD店「GOOD TIMES」へ。Woody Shaw「Little Red's Fantasy」と、コルトレーン「ONE DOWN,ONE UP」を¥1380で入手。それにしても、このコルトレーン4。ものすごいぞ!愛聴盤になるな


あと、平安堂で買った絵本『きょうのごはん』加藤休ミ(偕成社)。さんま、カレーライス、オムライス、コロッケ、お寿司。みな実物大で超リアルに見開きでどーんと登場。ものすごい迫力。めちゃくちゃ美味しそう。これ、ちょっといいんじゃないか。

ポイントは、それぞれの家庭の子供たちがみな、夕食の準備をいっしょに手伝っているところ。あと、登場人物のほとんどが最初の商店街のシーンに出てくる。そして、猫が狂言廻しになっているところがいいな。

それから、オムライスのパパは、グランまま社の田中尚人さんに似てる気がするが『きょうのごはん』加藤休ミ。



10月25日(木)の昼休みは、竜東保育園年中2クラス秋の内科健診。みんな元気。よしよし。終了後は例によって絵本を読ませていただく。(1)『しろくまのパンツ』ツペラツペラ(ブロンズ新社)。これは期待どおりの反応が得られたかな。最初に絵本の赤いパンツを脱がすことで、子供たちをミスリーディングできる。


驚いたのは、5番目に登場する「みずたまパンツ」。右後ろにいた男の子がすかさず「蛸のパンツ!」と大きな声で言った。惜っしいなぁ。『しろくまのパンツ』。


2番目に読んだのは『きょうのごはん』加藤休ミ(偕成社)。昨日の夕ご飯のおかず何だったぁ?って訊いたら「おさかな!」って言った子が案外多くてビックリした。ただ、超リアル画に対する子供たちの「うわぁ!」って反応を期待したのだが、いまいち。この本は至近距離で味わう必要があるのかな。


3冊目『ちへいせんのみえるところ』長新太(ビリケン出版)この絵本は鉄板だな。絶対に受ける。ただ、ページをめくってから「でました」って言うタイミングが難しい。いろんなパターンを試している。最初にタイトルを読んで始めようとしたら「ちへいせんて何?」と訊かれた。僕はニコッと笑って、その問いには答えず、絵本を読み始めた。質問した彼は、たぶん「ちへいせん」を理解してくれたと思う。


4冊目『どうぶつサーカスはじまるよ』(福音館書店)。この絵本は何度も読んでもらってるんだって。でもみんな拍手して「ぶたくん!、ぶたくん!」て大声でシュプレヒコールして、楽しんでたよ。



10月28日(日)今日は午前10時半から箕輪町木下北保育園で「伊那のパパズ」公演。息子からギターを返してもらって、さて、なに読もうかな? 『しろくまのパンツ』か『きょうのごはん』か。



11月14日(水)今日の午後は高遠第一保育園の内科健診。ここの子たちはホント元気がいいなあ。うれしいなあ。健診後に皆の前で読ませていただいた絵本。『ぼうしをとったら』ツペラツペラ(学研)『きょうのごはん』加藤休ミ(偕成社)『ちへいせんのみえるところ』長新太(ビリケン出版)『しろくまのパンツ』の4冊。



『絵本をよむこと「絵本学」入門』香曽我部秀幸・鈴木穂波・編著 ¥1800 を購入した。なかなかの力作。前半はカラーで絵本を紹介。後半はおすすめ絵本、海外絵本50冊、日本の絵本50冊を丁寧に紹介している。この100冊のうち、当院に置いてない絵本は、海外が7冊、日本のが7冊のみが自慢。



11月21日(水)今日の午後は伊那保育園の内科健診。少人数の私立保育園だけれど、伊那市では一番古くからある保育園。みんな元気で活発だが、お行儀がいいなあ。感心感心。絵本を読んで子供たちみんながハイタッチ。「またきてね!」だって。うれしいなあ。


今日読んだ絵本『ぼうしとったら』ツペラツペラ(学研)『おんなじおんなじ』多田ヒロシ(こぐま社)『すっぽんぽんのすけ』もとしたいづみ作、荒井良二・絵(すずき出版)『きょうのごはん』加藤休ミ(偕成社)『しろくまのパンツ』ツペラツペラ(ブロンズ新社)『どん』元永定正(こどもとも年中向き・2012年12月号)



■ 例の、松山→羽田の飛行機内で激しく泣き続けた乳児。たぶん、飛行機の急激な上昇による機内気圧低下によって鼓膜内圧が高まり耳が酷く痛くなったのだろう。大人なら、唾をゴクンと飲み込んで耳管を開き、中耳内圧を減圧できるのだが、その子はたぶん風邪気味だったか、耳管狭窄状態でダメだったのかな
 



11月22日(木)の昼休みは、竜東保育園年少組と未満児さんの内科健診。『きょうのごはん』加藤休ミ(偕成社)は扉に描かれたブロック塀上の猫を指さして「この猫が絵の中のどこかに居るから見つけてね!」と言って読み始める。そうすると子供たちはみな一生懸命ネコを探して、美味しそうな「ごはん」はそっちのけ。


赤木かん子さんも書いていたが、『きょうのごはん』を読み終わると、子供たちは直ちに絵本の表紙と裏表紙を広げて見せてと言う。でも、秋刀魚の頭と尾っぽはつながらないのだ。残念! だから、読む前に外したカバーの裏を表紙に合わせると、サンマも無事1本になるのです。


昨日、可笑しかったのは、おじいちゃんのお祝いのお寿司の見開きページを見た1人の男の子。「その赤いの、赤いの好き!」って大きな声で言った。ぼくは「この鉄火巻きかい?」て指差したが違う。イクラ? 違う。マグロ? 違う。「えぇ〜、じゃどれ?」ってその子の目の前で絵本を広げたら、



その男の子は得意げに、寿司桶の横に添えられた「おじいちゃんおめでとう」の花束の中のカーネーション(もしかして赤い薔薇かも?)
を指差した。なぁんだ、お寿司じゃないのかよ (^^;;

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