« 『ヤノマミ』国分拓(NHK出版) その2 | メイン | 落語のフレーズ。その魅力とは? »

2010年7月19日 (月)

今月のこの一曲 「Hide and Seek」 by Imogen Heap

■この、アントワン・デュフォールの最新CDは、ある種の「カヴァー曲集」となっている。オリジナル曲も、誰それにインスパイアーされて作った曲だと紹介されていた。で、このCDに収録された楽曲のうち、ひときわ異彩を放っているバラードがあった。それが「Hide and Seek」だ。


YouTube: Hide and Seek (Imogen Heap) Solo Guitar by Antoine Dufour

彼はCDライナーノートの中で「この曲」をこう紹介している。

7. "Hide and Seek" Song by Imogen Heap. She's a Huge influence on my Music. Lately and is such an Amazing Composer. "Hide and Seek" is One-of-A-Kind. There's Nothing's like it. This Song is Pretty Deep and Intense. With a very Unique Sound.

220719 ■ところで、"Hide and Seek" とは「かくれんぼ」のことだ。つい最近知ったことだが、日本のかくれんぼとイギリス(ほか海外)の「かくれんぼ」はルールが違うらしい。外国の「かくれんぼ」では、隠れるのは「一人きり」で、残り全員が「おに」になるのだという。こっちの方が怖いんじゃないか。何か、ゾンビか吸血鬼に追われるみたいで。 ■この、イモージェン・ヒープという女性をぜんぜん知らなかったのだが、あのジェフ・ベックがプッシュしている英国の新人らしい。エフェクターを駆使して、多重録音「ひとりアカペラ」で歌った「この曲」は凄いぞ! 歌詞がなんだか全く理解できない。癒し系と勘違いしている人も多いみたいだが、かなり「刺々しい単語」が連なって、繊細で孤独ですっごく内省的な曲だと思うぞ。歌詞が載った YouTube がこれだ。


YouTube: Imogen Heap - Hide and Seek (With Lyrics)

イモージェン・ヒープが、ライヴで歌ったヴァージョンもいいね。 "


YouTube: Imogen Heap - "Hide And Seek"

同じライヴで歌った「この曲」も凄いな。


YouTube: Imogen Heap - "Just For Now"

■この「Hide and Seek」は、スコアーが出版されているみたいで、合唱グループがアカペラでいろいろとコーラスしている。


YouTube: Achordants - Hide and Seek

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.dcnblog.jp/t/trackback/463039/24716667

今月のこの一曲 「Hide and Seek」 by Imogen Heapを参照しているブログ:

コメント

はじめまして。
Hide and Seekの歌詞を調べていて、こちらに伺いました。
海外のかくれんぼに付いての記述が興味深かったです。
私も一人だけ隠れるのは怖そうだと思いました。
歌詞の最後の方に出てくる、ransomの意味についても又考え直しました。

コメントを投稿

Powered by Six Apart

最近のトラックバック