CD『ハンバート・ワイズマン!』。いいじゃないか!
■今夜も引き続き、趣味の音楽の話題。といっても、いつだって趣味の話しかしないか。
■いろいろとネットの記事を読んでると、出版業界はいよいよ大変な様相だ。とにかく本が売れない。この「矢作俊彦インタビュー」を読んでみると、作家さんにとっては、図書館も敵だ!
いや、それ以上に「音楽業界」は一歩も二歩も先行して危機的状況に陥っていることが、例えば「このサイト」の「ここ」とか「ここ」を読むとよく判る。
という訳で、とにかくCDが売れないご時世なのだ。
でも、ぼくにはどうもよく判らない。好きなミュージシャンの新譜が出れば、まっ先にレコード屋さんへ行って買うんじゃないのか? それがファンていうものだろう。
TSUTAYA でレンタルが出るまで待つのか? それは違う。ましてや、好きな作家さん宛に、図書館で借りて読みました。面白かったです! って、その作家さんに直でリプライするかな、普通しないだろう。ファンなら買うはずさ。本屋さんで。
■もちろんぼくは「ハンバートハンバート」のファンを自認してるので、彼らの新譜が出れば、たとえ、あこぎな「特典DVD付き初回限定盤CD」に騙されてでも、わざわざ値段の高いほうを購入する。
で、CD『ハンバート・ワイズマン!』の感想。
これは、いいんじゃないか。思いのほか、すっごくいい。
一番キャッチーな曲は、2曲目「23時59分」だ。
さっき、CDを聴きながら曲のコードをギターで確認してみたら、なんと!
C、F、G7、C の循環コードで出来ている。今どき信じられないくらい単純なコード進行なのだ。それなのに、今まで一度も聴いたことないくらい新鮮な楽曲に仕上がっている。とにかく「スカ」の軽快なテンポとブラス・アンサンブルが何とも心地よいのだな。(つづく)
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