土岐麻子 BEST! と、チャットモンチー BEST
■この間の日曜日。所用で松本へ行ってきた。
いつも立ち寄る「ほんやらどお」へ行く。そこで、『土岐麻子 BEST! 2004 - 2011』2枚組と、『チャットモンチー BEST 2005 - 2011』、『チャットモンチー レストラン・メインディッシュ』(DVD)を見つけて購入した。
チャットモンチーは、最近長男が入れ込んで聴いていたから気になっていたし、アジカンのコンピで1曲目に収録された「All right part2」に参加した、チャットモンチー・リードヴォーカルの橋本絵莉子の歌声に沁みるものがあったからだ。
で、聴いてみてビックリしたのだが、和製女子版の「ポリス」じゃん。ギター、ベース、ドラムスの3人組。それなのに、音のスケール感が半端じゃなくて、曲の疾走感がたまらなく気持ちいい。これはまさに「ポリス」だ。四国は徳島の片田舎で、女子高校生が趣味で始めたバンドとはとても思えない完成度じゃないか。
ポイントは、元「JUDY AND MARY」のヴォーカル、YUKI みたいな声質の橋本絵莉子と、ポリスのドラムス、スチュアート・コープランドみたいな迫力ある高橋久美子のドラムスにあると思った。
■チャットモンチーの橋本絵莉子のヴォーカルが「YUKI」に似ているとしたならば、土岐麻子は 「EPO」だ。
だから、土岐麻子の歌声を聞くたびに、ぼくは「オレたちひょうきん族」をパブロフの犬的条件反射で思い出してしまうのだ。あの、バブリーな 1980年代をね。
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