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2012年2月10日 (金)

続「宮沢章夫のエッセイ」は、どこが面白いのか?

■今夜もしつこく「この問題」を考えてみたい。

いろいろとググって、ずいぶんと宮沢さんの『牛への道』の感想を読んでみたのだが、どれもこれも似たり寄ったりで、どうも納得がいかない。ぼくが言いたいことは、そうじゃないのだ。


ならば、自分で言えよ!ってか。でも、それができないから歯がゆいのだよ。


昨夜、西春近の「テルメリゾート」3Fのトレッドミルで8km走ってお風呂で汗を流し、夜10時半過ぎ。久々に閉店直前の「ブックオフ」へ立ち寄った。今日の狙い目は、あくまで 105円コーナーのみ。まずは、最近マイブームの高峰秀子。このところずっと探している『わたしの渡世日記 上・下』は残念ながらなかった。でも、『コットンが好き』高峰秀子(文春文庫)を見つけた。¥400だ。カラー写真満載のこの本は、たしか「さとなお」さんも褒めていたぞ。というワケで、400円出して購入。


このところ探している作家さんは、今野敏『奏者水滸伝シリーズ』、堀江敏幸の文庫本、マイクル・コナリーの講談社未読文庫本、それから、宮沢章夫のエッセイ本だ。


そしたらなんと、105円の雑学本のコーナーに、宮沢章夫の新潮文庫から出ているエッセイが(しかも美本!)2冊もあったのだ。ラッキー! これだから定期的なブックオフ巡回は欠かせないな。


で、買った本はというと、『わからなくなってきました』宮沢章夫(新潮文庫)と『よくわからないねじ』宮沢章夫(新潮文庫)。後者はね、高遠町図書館で借りた『百年目の青空』と同じ本で、すでに一度読んだことがあったのだ。って、買ってから気が付くなよな!


■ところで、文庫『わからなくなってきました』の解説を、超ベテラン劇作家である「別役実」が書いていて、ぼくはまず「あとがき」や「解説」から本を読む癖があるから、読んでみたワケです。別役実。


そしたら、別役氏は見事に「宮沢章夫のエッセイは、どこが面白いのか?」を言語化して見せてくれたのです。なるほどなぁ、そうだったんだ。「ホップ・ステップ・ジャンプ」か! うまいこと言うなぁ。


なんか、1週間くらい便秘していたオバサンの排便後みたいな気分。 


ちょっといい加減な言い回しで、ごめんなさい。


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