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2012年1月18日 (水)

なんか、お芝居をナマで観たいのだ。

■最近無性に「芝居」が観たいと思うのだった。


最後に観たのは、伊那のパパズの伊東先生から譲ってもらったチケットで、駒ヶ根文化会館の前から3列目の席で観劇した劇団四季のミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」。主演のボビー・チャイルド役は加藤敬二だった。ダンスも歌も抜群だったな。ガーシュィン・ナンバーのジャズも最高だ。役者さんの汗まで見える、かぶりつきの席もよかった。これだけの席はなかなか取れません。


その前に観たのも、やはり劇団四季だ。数年前の年末に家族で東京へ行った際、四季劇場で『ライオン・キング』をファミリー席で観た。舞台装置、演出、衣装、役者さん。みなスゴク洗練されていて感心した舞台だった。


あと、家族で観たお芝居は、7年前まで「伊那おやこ劇場」に参加していたから結構ある。ディズニー・アイスショーとかも見に行ったなぁ。シルク・ド・ソレイユのサーカスも代々木に観に行った。


富士見に住んでいた時に、岡谷カノラホールで観たお芝居が、劇団離風霊船の名作『ゴジラ』だった。この時、主演の高橋克実を初めて見た。当時はまだ、髪の毛「ふさふさ」だったよ。あのラストは衝撃的だった。舞台であそこまで表現できるとは!


松本にいた頃は、夫婦で松本市民劇場に加入して、2ヵ月に1ぺん、いろんなお芝居が観れた。その前に松本に居た時はまだ独身で、あの頃は何故か松本で演劇が盛り上がっていて、毎年「松本現代演劇フェスティバル」が開かれていた。

その時に観たお芝居が、ブリキの自発団「夜の子供」。それから、善人会議『新羅生門』も見た。主演は六角精児。大杉漣、片桐はいり、高橋克実らをナマで見た時は思いもしなかったな、彼らが連日のようにテレビに登場するようになるとは! あと、劇作家・北村想が主宰する名古屋の劇団「プロジェクト・ナビ」の宮澤賢治を主題とした芝居も観たなぁ。その前年には、松本城の横の野外で「寿歌西へ」が上演された。これは残念ながら観られなかった。


ぼくは映画青年ではあったけど、演劇には正直言って興味はなかった。だから学生の頃は、ほとんどお芝居を観ていない。だからこそなのだが、当時、平砂学生宿舎共用棟「娯楽室」で上演された、筑波小劇場の『飛龍伝』つかこうへい原作、山登敬之主演の芝居が、いまだにものすごく印象に残っている。つかこうへいを知らなかったしね。ましてや「熱海殺人事件」も「蒲田行進曲」も。


芝居の劇場は、映画館の雰囲気とは似ているようでぜんぜん違う。それは、舞台上の役者の息づかいが、客席にいてもリアルに生で体感できることだ。役者と観客とが一体となって「場の空気」を作り出す。しかもそれは再現不可能であり、一期一会なのだ。


■ところで、そんな「お芝居素人」のぼくではあるが、数少ないながらも今まで観てきた中でベスト3を選ぶとしたならば、そうだなぁ。


1位:劇団自由劇場 『上海バンスキング』
2位:劇団転形劇場 『水の駅』『砂の駅』
3位:劇団こまつ座 『きらめく星座』


かな。

あぁ、ナマでお芝居が観たいぞ!

と、昔に録画しておいた、NHKBS2「ミッドナイトステージ館 昭和演劇大全集」加藤健一事務所『寿歌』(北村想・作、1982年、新宿紀伊国屋ホールにて収録)をテレビで観ながら切にそう思うのだった。


『寿歌』のポイントは、「キョウコはん」だ。彼女のIQは少し低い。たぶん75ぐらいか。一応正常範囲内だが、境界線領域の知能。このお芝居ではそこが重要なんだ。


■今年の1月5日に初日を迎えた、シス・カンパニーのお芝居『寿歌』には、いままでなかった「プロローグ」が原作者の北村想によって書き加えられたのだという。


北村想さんが、キョウコ役の「戸田恵梨香」を見て、是非にと書き加えたのだそうだ。戸田恵梨香が演じる「キョウコはん」て、どんななんだろう? ああ、観てみたいぞ。


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