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2011年3月23日 (水)

『You've Got a Friend』written by Carole King

「3.11」以後の日本に住む(被災地を外れた)われわれのことに関して、このところずっと考えている。


YouTube: CAROLE KING You've Got A Friend

それと同時に、ぼくの頭の中でいつも鳴っている音楽があった。
それがこの、『You've Got a Friend』written by Carole King だ。


それは時に、ジェイムス・テイラーの男性ボーカルだったりもする。


YouTube: James Taylor & Carole King - You've Got a Friend (HQ) (Uploaded by Tornike Ivanishvili)

■ちょうど、今日の信濃毎日新聞夕刊『今日の視角』で、落合恵子さんが「君の友だち」と題してコラムを書いている。信毎のサイトでは「今日の視角」は読めないのか? 以前は読めたのに。残念。


■「3.11」以降、ツイッターの真価がなんとなく判ってきたように思う。
ツイッターでは、いろんな人が好き勝手いろいろと発言するから(遠慮しながらもできるから)いいのだ。人によって、同じ事象を観察しながらも感じていることは全く違うのだということが、ツイッターをフォローしていて初めてよく判った。人間一人一人、感じ方がぜんぜん違うのだなぁ。よい悪いは別にして、そういうことが本当によくわかった。それから、今回の事態を踏まえて、数万人のフォローワーがいる文化人、タレント、政治家などのポジションが、図らずも良く見えてきた。これも面白かったなぁ。


下手をすると、大政翼賛会的な政治傾向に至って「欲しがりません勝つまでは」的なキャッチコピーがマスコミから大宣伝され、「不謹慎」という言葉がいつしか「=非国民」と知らないうちに変換されているような社会にだけは、決してしてはならないと思う。皆が自由にいろんな意見を言えることが何よりも大切だ。


ただ、原発問題は根が深くて難しい。
白か黒か、旗色がはっきりしてしまうから。

ぼくの基本的な立ち位置は「反原発」だ。
でも、現に存在する原発事故に、どう対処したらよいか考察することは、また別だと思う。そのあたりの言動はむずかしいな。

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