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2010年3月15日 (月)

田舎者よのう

■つくづく思うのだが、サブカルにしても伝統芸能にしても
あらゆる「文化的活動」をライヴでリアルタイムに体験するためには
東京に住んで暮らすしかないのだなぁ。


例えば芝居。小劇場から歌舞伎、オペラまで、伊那に居ては
観たいときには観られない。
もちろん、伊那市民劇場はあるし、伊那文化会館にオペラが
来ることだってある。岡谷カノラホールや塩尻レザンホール、
松本市民会館まで範囲を広げれば、けっこう芝居は見れるか。


でも、落語はダメだな。
聴きたい落語家さんの独演会とか、寄席にぶらりと入ったりとか、
やっぱり落語は都会の文化なんだね。


映画だってそうだ。評判でも単館上映のマイナーな映画は
田舎の映画館では絶対にかからない。だから、伊那にも「伊那シネマクラブ」
があって、一生懸命フォローしてくれてはいるが、
結局は DVD になるのを待って TSUTAYA で借りてくるしかない。


ましてや、クラブなんて一度も行ったことない田舎者だ。


だから、ネット生中継の「dommune」にはぶったまげた。
イヤだね、いなかもんは。

日曜日から木曜日まで毎晩 21:00〜24:00 渋谷のクラブから生中継されている。
今更だが、DJって、カッコイイね。
ジャズとか、こういうふうに使ってるんだ。
選曲の妙、曲をチェンジするタイミング。
川の流れのように、全体で大きな1曲になっているんだね。
なるほどなあ。


でも、この生中継を見てて面白いと思ったのは、右画面で
次々と リアルタイムで Twitter が呟かれることだ。
これって「ニコニコ動画」のコメントよりも楽しい。
だって、いま日本中で 5000人近くの人が同じ生中継を見て聴いていて、
からだ揺すっているかと思うと、楽しいじゃん。
クラブ疑似体験。


■ほんとに、ありがたい時代になったもので、
田舎に居ながらネットで落語も聴けます。
リアルタイムはまだ無理だけれど。

「ニコニコ動画」が一番充実しているかな。著作権無視の違法アップが多いのだが。


オススメは、
落語協会が流している「インターネット落語会」だ。
以前は、Mac では見れなかったのだが、YouTube に移行したので
だれでも見られます。


今月のナビゲーターは、なんと、我が家の家族全員で贔屓にしている
三遊亭金翔さん。

林家たい平さんも、柳家喬太郎さんも、若いねぇ。
髪の毛黒いし、顔細いし。
これは貴重な映像だ。


見てね!

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