今日聴いたCD、その他の話題。
■正月休みは今日まで。午前中は診察室で一人のんびりとCDを聴いて過ごす。
最初に聴いたのは、『 30 ANOS 』Mercedes Sosa 。昨年10月に亡くなった、アルゼンチンの国民的大歌手(日本で言えば、美空ひばりだろうなぁ)メルセデス・ソーサが、歌手活動30周年を記念して 1993年に出したベスト盤。「Gracias A La Vida」とか「Alfonsina y el Mar」とか有名曲の目白押し。このCDはいつ聴いてもいいなぁ。元気がでる。今年もがんばろう!
■昨年死んじゃった大好きな歌手がもう一人いた。そう、ブロッサム・ディアリー。享年82。ぼくの母親とほとんど同い年。そう考えると、年取ってもずっとあの「カマトト・ボイス」はちょっとどうかな、とも思うが、でも、CDで声だけ聞いてる分には関係ないか。ブロッサム・ディアリーに関しては「今月のこの一曲」にも書いたことがある。ここで取り上げた『Give him the ooh la-la』は、LPでもCDでも持っているはずなのに、今日この話題にすることに決めてから、あちこち散々探したのに結局見つからなかった。だから、この写真に載ってない彼女のCDが、たぶんあと3枚はあるはずなのだが。
ヴァーヴから出ている若い頃の録音もいいが、英フォンタナ盤で、1966年と1967年の二度、ロンドンの「ロニー・スコット」でライヴ録音された2枚のCDや、彼女のオリジナル・レーベルから出た『My New Celebrity Is You』の中で一人弾き語りする 15曲目「ソング・フォー・ユー」が、これまたよい。
■長男の「書き初め」が完成したお昼過ぎ、高遠へ行って母の墓参り。正月に墓参りするのは、日本の「しきたり」的にはどうなのかは知らないけれど、まぁ喪中だからいいのか。昼飯は「蕎麦」にしようと決めていたので、帰りに河南小原の「兜庵」へ寄ったら未だ休業中。仕方なく伊那へ戻って、いつも贔屓の「こやぶ」へ。ここは大丈夫。今日も営業中だった。長男は「鴨かけそば」。次男と妻は「天ざる」。そしてぼくは、いつもの「大ざる」。いやぁ、旨かった。満足満足。
帰宅後一休みして、夕方から一人で「テルメ」へ。今年最初のランニング8キロ。ちょっとへばった。年末は以前からの計画通り、31日の早朝に家族4人で皇居を1周した。ぼくと長男は30分、妻と次男は40分弱でゴールした。天気も良かったし、それほど寒くはなかったから、走っていてすっごく気持ちよかった。前日の宿泊は「東京共済会館(KKRホテル東京)」。パレスホテルが建替え休業中なので、今はこのホテルが皇居周遊コースに一番近く、しかも年末割引プランで安かった。この次は、家族そろって2周完走だ。
元旦は、午前11時から上野鈴本演芸場。家族全員で贔屓にしている、太神楽の鏡味仙花さんが一人きりで登場し見事な「傘の芸」を披露してくれたのにはビックリ! 彼女が出ることは全然知らなかったのだ。来てよかったねぇと、皆でうなずく。仙花さん、客席中央に居たぼくらに気づいてくれたかな?
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