ぼくが大好きな映画ベスト30 +おまけ
■NHKBSP では、平日の午後1時から「プレミアム・シネマ」として、懐かしい渋い映画を放送している。ヘップバーン特集とか、マカロニ・ウエスタン特集とかね。
だから毎朝、中日新聞のテレビ欄をチェックしては、ブルーレイ・ディスクにせっせと録画予約している。WOWOW はね、フォローしきれないからノーチェックだ。あとで「オンデマンド」でも見ることができるし。
そんなかんなで録画したブルーレイ・ディスクは、すでに 100枚以上。でも、まだ1枚も見ていない。時間がないからだ。いったい何時見るのだ? Amazon prime にも無料で見たい映画がいっぱいあるというのにね。
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■さらに、昔レーザー・ディスクで買って捨てられずにいまだに持っている、思い入れの強い映画を、ブルーレイで買い直している。いったい何時見るのだ?
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高校生の頃から今までに見てきて、大好きな映画を並べてみた
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1)「東京物語」小津安二郎(1953)
2)「マル秘色情めす市場」田中登(1974)
3)「ストーカー」アンドレイ・タルコフスキー(1979)
4)「八月の濡れた砂」藤田敏八(1971)日活
5)「牯嶺街少年殺人事件 」エドワード・ヤン(1991)
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6)「ツィゴイネルワイゼン」鈴木清順(1980)
7)「エル・スール」ビクトル・エリセ(1983)
8)「まぼろしの市街戦」フィリップ・ド・ブロカ(1966)
9)「性賊/セックスジャック」若松孝二(1970)
10)「恋恋風塵」侯孝賢(1987)
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11)「サウダーヂ」富田克也(2011)
12)「パリ・テキサス」ヴィム・ヴェンダース(1985)
13)「隠し砦の三悪人」黒澤明(1958)
14)「ギルバート・グレイプ」ラッセ・ハルストレム(1994)
15)「冒険者たち」ロベール・アンリコ(1967)
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16)「十九歳の地図」柳町光男(1979)
17)「タンポポ」伊丹十三(1985)
18)「ヒポクラテスたち」大森一樹(1980)
19)「ゆきゆきて、神軍」原一男(1987)
20)「長靴をはいた猫」東映動画(1969)
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21)「青春の蹉跌」神代辰巳(1974)東宝
22)「0課の女 赤い手錠(わっぱ)」野田幸男(1974)東映
23)「七人の侍」黒澤明(1954)
24)「切腹」小林正樹(1962)
25)「秋刀魚の味」小津安二郎(1962)
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【大好きな映画の拾遺】
・『股旅』市川崑(1973 ATG)萩原健一主演、尾藤イサオ、小倉一郎共演。
この若者3人組がメチャクチャ格好悪い。ロケの多くが長野県伊那市長谷村で撮影された。尾藤イサオは破傷風になる。市川崑はこの後『木枯し紋次郎』を撮ることになる。
・『ル・アーヴルの靴みがき』アキ・カウリスマキ(2011)。
カウリスマキ監督作品は見たいのだけれどなかなか見れない。あと見たのは『過去のない男』のみ。映画館に行けないからね。年老いたロッカーがいい。それから妻役の常連カティ・オウティネン。あはは!の外したラスト。
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・『フォロー・ミー』キャロル・リード監督ミア・ファロー主演(1972)。
原題は「The Pubrlc Eye」私立探偵のことは「Private Eye」と言う。ジョン・バリーの主題曲は、林美雄ミドリブタ・パックのクロージング・テーマだった。周防正行『Shall we ダンス?』に映画のポスターが
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・『霧の中の風景』テオ・アンゲロプロス(1988年/ギリシャ映画)
アンゲロプロスの出世作『旅芸人の記録』は未だ見ていない。上映時間6時間だからね。ビデオもDVDも持ってないし、ネット配信もされていない。でも、いま一番見たい映画かもしれない。
『アレキサンダー大王』と『シテール島への船出』は、レーザー・ディスクで持っている。でも、何度も見直す映画じゃないな。長すぎる。
でも、『霧の中の風景』は何度でも見たい。今でも心に残る印象的なシーンが幾つもあるから。それに、主役の2人が子供なのがいい。
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・『タレンタイム』ヤスミン・アフマド監督作品(2009)マレーシア映画
この映画は最近観た中でも特に印象深い愛おしい1本。松本シネマセレクトと「赤石商店」とで2回観た。
女性監督のヤスミン・アフマドさんは、2009年にまだ51歳の若さで亡くなる。脳出血だった。「赤石商店」で今年の8月に観た『細い目』もオススメ!
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■しばらく前だったか、麒麟特製レモンサワー(9%)を飲んで酔っぱらったとき、ふと思い付いたことがあった。
上記に挙げた 33本の映画を、ランダムに「赤石商店」の蔵のミニシアターで上映できないだろうか?
もちろん、上映無料。ぼくが見たい映画を、DVDで「赤石商店」さんに所場代払って大画面でもう一度観る。その時に、いっしょに見てもいいよって人がいたら、無料で見れますよ! っていう映画会だ。
町山智浩さんみたいな映画解説はとても出来ないけれど、上映終了後にぼくの個人的な解説を加えることも出来るかもしれない。
ねえ、これって案外おもしろい企画じゃないかな?
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