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2016年2月25日 (木)

カマシ・ワシントン『ジ・エピック』を聴く

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■カマシ・ワシントンは、期待以上に「おいらの好みの音」そのままだったので、びっくりしている。もう、ど真ん中だ。「こういう音」が、今の世界中の若者たちに受け入れられているのなら、こんなオジサンでも十分ついて行けるんじゃないか? そう確信した。

フライング・ロータス『ユーアー・デッド!』を聴いたあと、カマシ・ワシントン『ザ・エピック』の Disc 3を聴いている。なんか安心するなぁ。これは間違いなくジャズだよ。それにしても、CD3枚組とは。はったりカマしてんなぁ。やっぱり、テレサレーベルでのファラオ・サンダースをかなり意識しているな。 2016年2月7日
つい最近、伊那のブックオフで1550円で入手した、サン・ラー『ディスコ3000【デラックス・エディション2枚組】』を聴いている。案外シンプルでミニマルで、いいではないか。ジョン・ギルモアのテナー・サックスが結構好き。 2016年2月2日
あと、密林で『ブラック・メサイア』ディアンジェロと『ザ・エピック』カマシ・ワシントン(CD3枚組)を入手した。R&BもJazzも、ブラック・ミュージックのルーツからしっかり聴き込んで自らの血と肉にした上で、いまの音楽を自信を持って奏でる、こうした若手の登場は、なんとも頼もしいぞ。2016年2月2日
エリントンの「ロッキン・イン・リズム」(1931)→ ウェザー・リポート「ROCKIN' IN RHYTHM」(1980)→ ディアンジェロ「BETRAY MY HEART」(2014)と聞き継ぐ。ブラック・ミュージックの伝統が見事に継承されているな。たいしたもんだ。

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■カマシ・ワシントン『ザ・エピック』(Disc 1)1曲目。いきなりオーケストラの弦楽器が重層的に被さり、さらにはバック・コーラスも乗っかってくる。これじゃあまるで、マッコイ・タイナーの『フライ・ウイズ・ザ・ウインド』じゃぁないか!

2曲目「Askim」。これは実にイイ曲だ。ファラオ・サンダースの楽曲を連想させる。テナー・サックスのソロが、なんかこう「たゆたう」感じがじつにいいぞ。

こうして(Disc 1)を聴いてると、彼のアイドルは、コルトレーンとファラオ・サンダース、それに、マッコイ・タイナーとなるワケだけれど、(Disc 2)に入ると、いやちょっと待てよ? となる。案外、彼が一番好きなサックス奏者は、ウェイン・ショーターだったんじゃないだろうか? 

うん、そんな気がしてきたぞ。

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