日本外来小児科学会で大阪に行ってきた
■8月30日(土)・31日(日)と大阪国際会議場で日本外来小児科学会があったので行ってきた。
毎年いろいろと新しいTIPSを教えていただけるのが大変ありがたいし、そして何よりも、講演される先生方の小児科医としての「こころざしの高さ」に感銘を受けるのだった。すごい先生がいるなぁ。俺もがんばらんとダメだぞと、毎回「喝!」を入れてもらって帰ってくるのでした。
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今回特に印象に残ったのは、
1)シンポジウム「私がおこなってきたこと」で、岐阜県恵那市で小児科を開業している蜂谷先生のおはなし。タトゥーや付け爪、おへそピアスのある若いおかあさんたちを決して咎めることなく、そのまま受け入れて認めてあげていると仰ったこと。
2)「子供の貧困問題」に関して、飯田市健和会病院の和田浩先生の講演。優しい淡々とした語り口だからこそ、逆にその言葉が沁み入ってきた。
3)田中先生のランチョンセミナー「これでいいのか! インフルエンザ診療」
4)崎山浩先生のランチョンセミナー「予防接種事故防止ガイド」
5)SF作家・瀬名秀明氏の特別講演。新作の構想と生命倫理のはなし。サンデル先生の本、ぼくも読んでみよう。最後に小松左京氏の写真が映された。瀬名氏は本当に尊敬しているのだね。
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■ぼくが担当したワークショップも、ホワイトボードをお願いするのを忘れていたり、いろいろと会場準備で不備があって、サブリーダーの住谷先生やWS担当の岡藤先生に多大なご迷惑をおかけしてしまったが、それでも何とか時間内に無事終了することができた。よかったよかった。
とにかく、参加してくださった皆さんそれぞれの個性がよくでた素晴らしいプレゼンの連続で驚いた。皆さんの「絵本」に対する熱い想いがじんじん伝わってきましたよ。司会進行がアタフタでダメでしたが、参加者の皆さまのおかげで、予想以上に充実した時間が共有できたのではないかと思います。
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