去年よく聴いたCD(その2)+最近よく聴くCDなど
■前回のつづきで、最近のツイートのまとめ。その音楽関係。
【1月31日】
『Mulligan Meets Monk』(Riverside) を初めて聴いた。持ってなかったんだ。これイイじゃん!マリガンとモンクって、水と油かと思ったら、なんか凄く馴染んでる。平安堂伊那店で見つけた直輸入盤の廉価盤で、+『5 By Monk 5』+『Alone In San Francisco』の3CD組で、なんと! 1280円。
ぼくが初めてセロニアス・モンクを聴いたのが『5 By Monk 5』B面だった。1977年夏のことだ。場所は茨城県土浦市にあった「183cm」ていうジャズ喫茶。結構憶えているもんだなぁ。それから半年もしないうちに潰れてしまった。
モンクのこのLPのことは、村上春樹氏が『ポートレート・イン・ジャズ』(新潮文庫)p158 で書いている。この文章を読んで、あ、なるほどなって思った。氏が何故キース・ジャレットが嫌いで大西順子が好きなのかが。ピアノは本来、打楽器なのだよ。そうでしょ。
【1月25日】
デレク・ベイリーの本、ほしいな。いま聴いているのは『AFRO BLUE IMPRESSIONS / JOHN COLTRANE』のリマスター盤『マイ・フェイバリット・シングス ~ライヴ・イン・ヨーロッパ 1963』。LPもCDも持っているけど、大好きなんで買い直した。SHM-CD なんで、音がいい!
【1月24日】
SAKEROCK のベスト盤『SAKEROCK の季節』が届いた。DVD付きだ。アマゾンで買うと、その方が安いからね。1曲目「慰安旅行」が、とにかくめちゃくちゃ凄い! このテイクは初めて聴いたが、いやぁ驚いたな。最初からホンモノだったんだ。彼らの確かな音楽的センスとテクニック。
サケロックって、ハマケンのトロンボーンが谷啓みたいなのが第一印象だったのだが、こうして通して聴いてみると、星野源のギターの巧さに(マリンバはもちろん)驚くと共に、ドラムスの伊籐大地がバンドの要であったことが、しみじとよく分かる。
星野源は、ほんとギターが上手い。ジャズギターの要素にボサノバも加味されて、最終的にフォークになっているから複雑なんだけれど、けっこう難しいコード・チェンジがあって曲者なんだよ。
で、今回あらたに収録された楽曲「Emerald Music」(CD1 20曲目)が、ほんと素晴らしい! このマリンバの疾走感。実に気持ちいいぞ! これ、名曲だな。PVもいいじゃないか。
YouTube: SAKEROCK / Emerald Music [Music Video & Best Album Trailer] サケロック / エメラルドミュージック
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