映画『八月の濡れた砂』藤田敏八監督作品(日活1971年)
■夏の終わりが近づくと、見たくなる映画が2本ある。1本は、フランス映画『冒険者たち』。それから、もう1本がこの『八月の濡れた砂』だ。
そのことに関しては、ずいぶん前に書いた。「2007/08/31 の日記」 。
ここには、高校生になってから、新宿「蠍座」で見たと書いてあるけれど、よくよく考えてみたら、中学3年生の夏休み、「中央ゼミナール」の高校受験夏期講習に西小山の兄貴のマンションから高円寺まで数日間通った記憶があって、確かその時に新宿で見たんじゃないか。
ずいぶんとマセた中坊だった訳だ。
いや、待てよ。蠍座が閉館したのは、1974年の大晦日だ。ということは、高校1年生の夏休みに上京して見た可能性もありだな。親には夏期講習を口実にして、渋谷「全線座」とか、新宿「蠍座」とか、大塚「鈴本キネマ」とか見て歩いたんじゃなかったっけ? あぁ、よく憶えていないんだなこれが。
■例の「シングル盤」も見つかった。名曲だね!
今週は、BS「日本映画専門チャンネル」で『八月の濡れた砂』をやっているんだ。鮮烈な青春映画の傑作。
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