その後の『あまちゃん』について考える
■今日の『あまちゃん』は、泣いた。4回見て、4回泣いた。
もちろん、時刻表示のない「夜あま」は録画してある。
小泉今日子。凄い! 宮本信子。流石だ!
今日がドラマ前半の一番の山場であることは間違いない。
ツイッターで教えてもらった、日本経済新聞 2012/04/02 の記事「『なんてったってアイドル』を歌うのは嫌でした。 小泉今日子 30年の軌跡」 を読むと、今日の彼女の演技の意味がよくわかる。これは必読の特集記事だな。
■ここ最近、テレビドラマを見る時は、ツイッターを併用するのが慣わしだ。映画評論家の町山智弘氏がラジオで言ってたけれど、子供の頃は、すごく楽しみにしてるテレビ番組があって、その番組のことばかり考えて幸せだったな。1週間が待ち遠しくてたまらなかった。
町山:子供の頃の『今日はあのテレビがあるから家に帰ろう!』みたいなね。で、翌日学校に行くとみんなそのテレビの話をするっていうの、あるじゃないですか。『昨日見た?』みたいな。あれがね、久々にこの岩手県を舞台にしたNHKの海女さんを主人公にしたドラマではね、そういう興奮が蘇ってくるんです。
ほんと、そのとおりだ。だから、今日の『あまちゃん』見た? 面白かったね! あれ、どういう意味? って、語り合いたくなるんだな。まぁ、家族で盛り上がってもいいのだが、あの頃より子供たちも大きくなり、何故か気恥ずかしくて『ちりとてちん』の時のような家族一丸となっての興奮は残念ながらない。
だから「ツイッター」だ。
さっきも、宮藤官九郎さんが、日記で最終話(第156話)を脱稿した。と書いているという情報が入った。とにかく、ツイッターには最新情報、面白情報、有益な情報が次々とアップされる。ネタバレの恐れはあるけどね。
■岩手県知事が毎日『あまちゃん』ツイートしていることは有名だ。先日、知事がつぶやいていたのだが、検索するとき「#あまちゃん」と、単に「あまちゃん」とでは、つぶやかれている内容が確かに異なる。なるほど、面白いなぁ。
ただ、この両方をフォローしようとすると、最近の『あまちゃん』人気で、あれよあれよと発言が増えて、すぐに 100、200の未読発言がアップされ、とてもとても読み切れないし、玉石混交(ほとんどは屑)のツイートの中から「これは!」というツイートを見つけることが、最近は容易ではなくなってきた。困ったものだ。
■しかし、最近ツイッター上で話題になっている「プロの漫画家による『あまちゃん絵』饗宴」とかは、『ゲゲゲの女房』の時にすでに盛り上がっていたし、「朝イチ」での、有働アナとイノッチの受けは『カーネーション』『純と愛』でもやっていた。ただし、当時は遠慮して、隔日とか、週3回までとか自制していたけれど。
それから、お昼の再放送が終わった後の、午後1時のニュースで、高瀬アナウンサーは絶対「見ている!」「いや、見てない」という論争は、『ちりとてちん』の頃からあった。
確かあれは、朝の8時半からのニュース(『朝イチ』はまだ放送されていなかったのだ)だったか、電車での痴漢騒動で消えた「森本アナ」が、ニュースを読む前に冒頭で『ちりとてちん』最終回をお楽しみに! と言って、すっごく話題になったことがあったのだ。(もう少し続く)
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