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2012年3月12日 (月)

男性ジャズ歌手が歌う歌詞は「男言葉」なのか?

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■中3の長男が英語を教えてもらっている、北原アンドレア先生からCDをお借りした。トニー・ベネット『Duets II』だ。超ベテラン男性ジャズ歌手が、85歳の現役歌手生活を記念して、いま一番生きがいい各方面で話題の若手歌手とデュエットした豪華企画アルバムだ。


驚いたのが1曲目。なんと彼のデュエット相手は、あのレディー・ガガ。しかも、めちゃくちゃいい! レディー・ガガって、こんなに歌が上手かったっけ? パンチの効いた歌声、抜群のリズム感。若い頃にジャズを唄った美空ひばりか、アントニオ・カルロス・ジョビンと「おいしい水」をデュエットしたエリス・レジーナみたいな感じだ。ほんと、じゃじゃ馬娘みたいで楽しそうに歌っているじゃないか。


あと、つい最近、まだ若くして薬中で急死したエイミー・ワインハウスとの「ナイト&デイ」とか、ノラ・ジョーンズとの「スピーク・ロウ」あたりが個人的好みだが、他にもシェリル・クロウ、マライア・キャリー、アレサ・フランクリン、ウィリー・ネルソン、A・ボチェッリとか、意外な組み合わせが聴かせるのだった。


こういう「大人のアルバム」がアメリカではちゃんとヒットするのだな。50代以上のオジサン、オバサン、おじいちゃん、おばあちゃんがCDを買うのだ。日本では考えられないんじゃないか?


例えて言えば、北島三郎が AKB48や、絢香、JuJu、スーパー・フライ、福山雅治とデュエットしているようなもんだからだ。


ぼくは「ジャズ・ヴォーカル」好きなのだが、男性ジャズ歌手は、正直言って興味の対象外だ。とは言え、シナトラも、ナット・キング・コールも、メル・トーメもトニー・ベネットもLP、CDで持っていはる。最近の若手歌手では、カナダ・バンクーバーで開催された冬季五輪開会式で歌った、マイケル・ブーブレのCDもある。(つづく)


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