3D(XpanD)『アバター』見てきた
■なんやかや言って、あちこちで評判がいいので、
昨日の日曜日、岡谷まで『アバター』を見に行ってきた。
本当は松本へ見に行こうと思ったのだが、調べてみたら
長野県下で「3D上映」しているのは、唯一「岡谷スカラ座」のみとのこと。
長野の映画館も、松本の映画館も、佐久でも、2D上映なんだって。
ビックリだね。普通の映写機1台と普通のスクリーンでは3Dは無理なんだ。
だから、すごい人気で映画館は大混雑。
朝いちの回は無理だったので、昼の12時過ぎに家を出て、13:05 の回
に間に合うように映画館へ。開演10分前に着くと、なんとその回は
既に満席。しかたなく、16:20 からの上映(吹き替え版)まで待つことに。
モスバーガーで昼飯を食べて、まだ1時間半あったから、
諏訪インター先のアルペンとモンベルで買い物。
「さとなお」さんに教えてもらった「こちらのサイト」を見ると、
3Dには4つの方式があるのだそうだ。岡谷スカラ座で採用しているのは
「XpanD」方式。
ぼくらの席は、劇場中央左端の席(Gの1,2と、Fの1,2)で、
スクリーンを斜めから見る位置ではあったが、確かに立体感はバッチシだった。
それから、メガネをかけると画面がすごく暗くなる。
メガネを外してもちゃんと違和感なく見れるのだが、逆に明るすぎて疲れる。
ぼくは自分のメガネの上に「3Dメガネ」を重ねてかけたのだが、
重いから、鼻と耳にずっと違和感がつきまとった。レンズも指紋で
汚れていたしね。うちの次男なんて、メガネを頭に固定するヒモが
外れてしまって、結局ほとんどメガネなしの2Dで見ていたらしい。
言えばいいのに。可哀想なことをした。
岡谷スカラ座の3D上映館は、道路をはさんで右側に新たに増設された建物で、
観客席も最新鋭のヤツだったが、それでもさすがに 170分間じっと座っていると
おしりと肩と頭が痛くなった。目も疲れたね。でも、上映中は夢中で見ていた
から、あんまり苦にはならなかったけれど。
■ところで映画の感想だが、これは見に行ってホントよかった。
3Dの吹き替え版で正解だった。
映画を見終わって、「いやぁ凄かった。満足満足。なんとも圧倒的な映像体験だったなぁ」と
何度もため息つきながら、心地よい疲労感をしみじみ味わったのは、
20数年前に長野千石劇場でオリジナル・ノーカット版『七人の侍』を
見終わったとき以来のことだと思う。
映画ってやっぱ凄いなぁって、水野晴郎みたいな感想しか
出てこなかったな、正直。
さとなおさんが言うように、『アバター』以前、『アバター』以後で映画の歴史
が変わったんだろうな。
観客は、この圧倒的な映像にただただ身をゆだねていればよいのだ。
ストーリーと内容に関しては、また次回。
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