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2011年3月13日 (日)

パパズ絵本ライヴ(その76)喬木村椋鳩十記念館図書館


YouTube: 『Hard Times Come Again No More』矢野顕子+Gil Goldstein4/5


■喬木村からの帰りに、飯田市上郷のブックオフに寄ったら、このところずっと探していたCD『ウェルカム・バック』矢野顕子を見つけた。最もジャズ的な傑作CDで、しかも最高のメンツ、パット・メセニー(g) チャーリー・ヘイデン(b) ピーター・アースキン(drs)ときている。この中の数曲は、以前購入した30周年記念CD+DVDで聴いていたのだが、伊那への帰りの道すがら、さっそく車の中で聴いてみたら、CD8曲目の初めて聴いた英語の歌詞の曲に心を奪われた。実にシンプルな曲なんだけれど、人の心を動かす力がある。


「Hard Times, Come Again No More」って曲だ。この曲、ぼくは知らなかった。あの「おぉスザンナ」とか「スワニー川」などの作曲で有名な、アメリカの国民的作曲家フォスターの曲なのだそうだ。人類は理不尽で辛い困難な事態に今まで何度も何度も遭遇してきたけれど、でも、もうこれ以上、こんなにも不条理で理不尽な現実はごめんだ! そういう歌だ。ほんとうにそう思う。ただいたたまれなくなって、胸が苦しくなるばかりだが、でも、彼女(矢野顕子)の歌声には、微かではあるけれど、確かな希望があるよ! 絶対に。そうさ。そうに違いない。






YouTube: Yo-Yo Ma James Taylor - Hard times come again no more


こちらは、ジェイムス・テイラーとヨーヨー・マの「Hard Times, Come Again No More」。これも誠実で、じつにいい演奏だなあ。

ぼくにいまできることは、無駄な電気を消して、被災地の皆さんのために、ただただ祈るだけだ。

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■パパズ絵本ライヴ(その76)喬木村椋鳩十記念館図書館。こうした事態に加え、当地ではインフルエンザが流行中とのことで、それでも会場へは30数名の親子連れが集まってくれた。今日は、坂本さんが法事でお休みだったので、坂本さんの得意ネタ『どうぶつサーカスはじまるよ』を、ぼくが読ませていただく。坂本さん、ごめんなさい。

03131

1)『はじめまして』
2)『でんしゃはうたう』三宮麻由子(福音館書店) → 伊東
3)『どうぶつサーカスはじまるよ』西村敏雄・作(福音館書店) → 北原
4)『かごからとびだした』(アリス館) → 全員

03132


5)『このすしなあに』塚本やすし(ポプラ社) → 宮脇
6)『ねこのおいしゃさん』 → 全員


03133

7)『ランドセルのはるやすみ』村上しい子・文、長谷川義史・絵(PHP研究所) → 倉科

8)『ふうせん』 → 全員
9)『世界中のこどもたちが』篠木眞・写真(ポプラ社) → 全員


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