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2013年8月17日 (土)

映画『パシフィック・リム』には、ほんと興奮したぜ! 傑作だ

■8月16日のツイートから。


岡谷スカラ座で、話題の『パシフィック・リム』を観てきた。2D字幕版。夫婦割引で、1000円。でも妻は、次男といっしょに『モンスターズ・ユニバーシティ』の方を見た。それでもOKなんだって。いやぁ、往年の東宝怪獣映画好きには堪らない映画だ。とにかくデカい。無駄にでかい。怪獣も人型ロボットもね。


格納庫のシーンが好きだ。メカゴジラと鉄人28号を思い出した。あと、人型巨大ロボット「イェーガー」を、基地から目的地へ移動させる手段が懐かしい。『怪獣大戦争』か? それから、映画を見ながら不思議な既視感をずっと感じていたのだけれど、あ、そうか!『かめくん』北野勇作(河出文庫)と設定がいっしょなんだ。

あと、音楽がめちゃくちゃイイ!


『パシフィック・リム』どうして菊地凛子がヒロインに選ばれたのか? ぼくには判る。デル・トロ監督が『怪獣大戦争』本多猪四郎監督作品(東宝 1965)をリスペクトしているからだ。X星人役の水野久美。このコスチューム・髪型を見よ。

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■『パシフィック・リム』の感想を読んでいると、「エヴァ」とか「ガンダム」とか「マジンガーZ」とか、みんな言ってるが、そうじゃないだろう!
「東宝怪獣映画」がベースさ。


映画館のスクリーンで『怪獣大戦争』や『南海の大決闘』、『フランケンシュタイン 対 地底怪獣』、『ゴジラ対モスラ』をリアルタイムで見たことがあるか?


俺はあるぞ。「フランケンシュタイン」の映画では、冒頭のUボートの場面で、手首から先だけが床を這うシーンが怖ろしくて、しばらく毎夜うなされたものだ。


『ゴジラ対モスラ』は、今は中華料理店「萬月」の駐車場になっている所にかつてあった高遠の映画館で見た。当時、50円で見れた。小学生はね。日曜日の朝、子供会で町内の清掃が終わると、皆で50円玉(昔の大きいヤツ)握って、朝一番の回を見に行ったのだ。


そして『怪獣大戦争』は、兄貴に連れて行ってもらって、伊那旭座で見た。確か、この時が初めてだった。いまも「そのまま」の伊那旭座。当時ぼくは小学1年生。でも、この映画の中で一番印象に残っているのは、ゴジラでもキングギドラでもなく「水野久美」なのだった。

『南海の大決闘』は、ソノシートも買って、何度も何度も聴いた。この映画にも水野久美が出ていた。『マタンゴ』は見たことなかったが、最近「日本映画専門チャンネル」で放送されたのを見た。


そうだった。東宝怪獣映画といえば、なんてったって「水野久美」なのだ。

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