亀工房。そして、アントワン・デュフォール。凄かったな

■ワールドカップ「日本 vs オランダ」戦が、夜8時半から始まる土曜日の夕方だったから、はたして高遠でのコンサートに人が集まるのかどうか主催者以上に心配していたのだが、ふたを開けてみれば100人近くの観客が集まったのだった。前澤さんの話では、遠く福井から高遠までやって来た人もいたという。

始めに登場したのは「亀工房」の二人。

最初の曲は、ザ・ピーナッツのヒット曲「コーヒー・ルンバ」。ツアーで高速道路を移動中に、サービス・エリアで休憩した時、コーヒーの自動販売機から「この曲」が流れてきたのだそうだ。でも、妙に「この曲」が亀工房に不思議と似合っているのだ。続いて、アイルランドのトラディショナル2曲を続けて演奏。

この曲を聴いていて思ったのだが、亀工房の主役は奥さんなんだね。
旦那さんは決して出しゃばらず、奥さんを上手に引き立てサポートに徹しているのだ。
すごいなぁ。なかなかできることじゃありませんよ。

続いて「ジャーニー」と「ショー・マスト・ゴー・オン」。
この2曲を作曲したのは奥さんの方なんだね。すっごく良い曲。
特に「ジャーニー」は大好きな曲だ。
「ショー・マスト・ゴー・オン」は、この日初めて聴いたが、これもいい曲だなぁ。
生きることの切実さが感じられて、勇気と元気を分けてもらったような気がした。

ラストの曲は「マーブル・ホールズ」。沖縄の曲かと勘違いするほどゆったりした曲。これがまたしみじみいい演奏だった。(さらに続く)

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