『LIFE 2』飯島奈美・著(ほぼ日刊イトイ新聞)

最近いちばん驚いたことは、買った本の「誤植・訂正のおしらせ」が、何と!メールで届いたことだ。オイラが「この本」買ったことを、どうして知ってるの? ビックリしてちょっと怖くなった。でも、よーく考えてみたら、「この本」はたしかに、ネットで購入したな。

あ、そうか! だからメールがきたんだ。ものすごく新鮮な経験! こんなの初めて。


ところで、『LIFE 2』飯島奈美・著(ほぼ日刊イトイ新聞)は、即買うべき本だ。ほぼ日刊イトイ新聞から荷物が届いたその日に、妻は「なつかし蒸しパン」と「少年コロッケ」を作り、翌日(昨日の金曜日ですね)には「ごちそう納豆」を作ってくれた。どれも美味しかった。特に、コロッケは絶品だったな。ジャガイモがぜんぜん「ぱさぱさ」してないのだ。たかが芋コロッケなのに、ふっくらクリーミーなんだよ。信じられるかい?


以前、『LIFE 』を注文して本が届いた時、妻は本を手に取り、ページをめくりながら「わーぁ、美味しそう! これも、これも、そして、これも作ってみたい!」って言って、本当に次々と作ってくれた。うれしかったな。ありがとうね! 『LIFE 2』の「まえがき」で糸井重里さんもこんなことを言っている。


 おいしいものを食べることは、つくった人のこころを受け取ることのようにも思えます。
 どういうものをいいと思っているか、どういうことをうれしいと感じているか、どういう日々を送りたいと考えているのか……なんか、そんなことがお皿やテーブルの上に表現されていくんでしょうね。(中略) 

 さらに、これには続きがあって、『LIFE 』のレシピを家で再現してくれる家内に対しても、いままでよりも親しさがわいてきたような気さえしています。


ところで、ぼく自身が作ってみたレシピは、たったの2つ。


最初に載っている「おとうさんのナポリタン」と、ラストに載っている「クリスマス・チキン」だ。でも、この本のレシピは、おとうさんが出しゃばるよりは、おかあさんと子供たちが協力して作ると楽しいに違いない。最近の子供たちは、とにかく「家のお手伝い」をしない。これは問題だと思う。料理の手伝いを子供たちにしてもらうこと。これって案外大事なことなんじゃないかな。 

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